施設に潜むカビの脅威!安全と快適さを守るための実践ガイド
2025/01/28
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
病院や介護施設の管理において、カビの問題は見逃せない課題です。カビは見た目の悪さだけでなく、健康被害や施設そのものの劣化を引き起こします。特に高湿度の環境や換気が不十分な場所では、施設全体に影響を及ぼす可能性があります。本記事では、施設でのカビ問題の原因、リスク、具体的な対策と予防法を詳しく解説します。
施設におけるカビのリスク
1. 健康への影響
カビは空気中に胞子を放出し、これが施設利用者やスタッフの健康を脅かします。
アレルギー症状:くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど。
呼吸器疾患:喘息や肺炎の悪化。
シックハウス症候群:特定のカビが原因で頭痛や倦怠感を引き起こすことも。
2. 建物や設備への悪影響
構造の劣化:カビは木材やコンクリート、配管などを侵食し、建物の耐久性を低下させます。
美観の損失:壁や天井に黒ずみやシミが発生し、施設の印象が悪化。
設備の機能低下:空調設備や加湿器の内部にカビが繁殖すると、効率が落ちるだけでなく、カビの胞子が施設内に拡散するリスクが高まります。
3. 経済的損失
カビの除去や設備の修繕に多大な費用がかかる。
カビ被害によるクレームや評判の低下で、施設利用者が減少する可能性も。
カビが発生しやすい場所と原因
発生しやすい場所
浴室やシャワールーム:高湿度で換気が不十分なため、カビが繁殖しやすい。
厨房や食品保管庫:水気や食材の汚れがカビの栄養源となる。
空調設備やダクト内部:湿度が高く、清掃が行き届きにくい。
地下室や倉庫:日光が当たらず、湿気がこもりやすい。
原因
1. 高湿度:湿度が60%を超える環境はカビの繁殖に最適。
2. 換気不足:空気の流れがない場所では湿気が滞留しやすい。
3. 汚れや水分の放置:清掃不足や漏水があると、カビが発生しやすくなる。
4. 設備の老朽化:古い建物では防湿対策が不十分な場合が多い。
カビ問題への具体的な対策
1. 環境管理
湿度管理:湿度計を設置し、40-60%を目安に調整。除湿器や空調設備を活用する。
換気の徹底:換気扇を稼働させる、窓を開ける、空気清浄機を設置するなどして空気の循環を促進。
2. 定期的な清掃と点検
浴室やシャワールーム:防カビ剤を使用し、タイルやシリコン部分を徹底的に清掃。使用後は水分を拭き取る。
厨房や食品保管庫:調理後や食品搬入後に水気や汚れを速やかに拭き取る。床や排水溝もこまめに掃除。
空調設備:フィルターの交換や内部の洗浄を専門業者に依頼。年1回以上の点検を推奨。
3. カビ取りと防カビ処理
軽度のカビ:市販のカビ取り剤や漂白剤を使用して除去。必ずマスクや手袋を着用する。
重度のカビ:専門業者による除去作業を依頼。壁や床の張替えが必要になる場合も。
防カビ剤の使用:防カビスプレーやコーティング剤を定期的に使用する。
4. 漏水や浸水への対処
配管や屋根、外壁の点検を定期的に行い、漏水があれば早急に修理。
浸水した場合は速やかに乾燥作業を行い、専門業者に相談。
カビの予防に役立つ技術
抗菌コーティング:壁や床、天井に抗菌剤を塗布することで、カビの発生を抑制。
高性能空気清浄機の導入:HEPAフィルター搭載の空気清浄機を設置することで、カビ胞子の除去が可能。
MIST工法®の活用:カビや汚れを素材に負担をかけずに除去する技術。歴史的建造物や高価な素材にも適用可能で、施設の延命につながります。
まとめ
施設におけるカビ問題は、健康被害や建物の劣化、経済的損失など、多岐にわたるリスクを伴います。しかし、適切な環境管理や定期的な清掃、最新技術の活用によって、これらのリスクを大幅に軽減することが可能です。安全で快適な施設環境を維持するために、日々の管理を徹底し、カビ問題に対する意識を高めましょう。
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