賃貸物件でカビが発生した時の費用負担は??
2023/02/13
賃貸物件でカビが発生した時の費用負担は??
カビや湿気が気になったら管理会社や大家さんに早めに相談を!
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ代理店で「カビ取リフォーム」と「カビバスターズ大阪」を運営しております㈱タイコウ建装岩下です。
冬もあと少しで終わりを迎えようとしており、少しずつですが春の陽気になりつつあります。冬の間の結露問題ももう少しで終わりを迎えようとしております。
2月の中旬を過ぎますと花粉の時期にもなってきますので、窓を開けての換気・通気が出来にくい時期になってきます。そして、温度上昇と湿度も上げってくるこれからの時期になりますのでカビ取り・カビ対策をおこなうようにしていきましょう。
今回は、「賃貸物件でカビが発生したときの費用負担は??」と題し解説していきたいと思います。
来月辺りから、新生活を迎えようとしている方や転勤などで新しい生活を始める準備をしている方などいると思います。引っ越しの際にカビ問題で入退去費用が納得いかない方や次の住環境でのカビの心配などあると思いますので一度最後までお読みいただきご気軽にお問い合わせください!
賃貸物件のカビの損害は誰が負担するのか??
カビの被害状況に応じて・・
まずは住環境でカビが発生する4大条件
1.水分:相対湿度70%以上
2.栄養:手垢・皮脂など有機物全般
3.温度:20℃~30℃
4.酸素:ごくわずか量
上記4つの条件が揃うとカビが発生し増殖します。
賃貸物件のカビ問題について国土交通省のガイドラインで「原状回復をめぐりトラブルとガイドライン」によると「結露を放置しカビの被害が拡大した場合は、通常利用による損耗を超えると判断されることが多い」とされています。
一般的なカビ対策をおこなわないと入居者さんの負担となる。ただし、カビ問題での損害全てにおいて入居者さんが負担しなければいけないというわけではなく、カビが発生した原因により、それぞれが異なってしまうということです。
大家さん側の負担の場合は?
建物の構造上の問題が原因でカビが発生した場合は、大家さんが負担しないといけません。例えば、断熱性能の低い窓やサッシを使用し内外の温度差で結露が発生しやすいものを採用しカビが発生しやすいやコンクリートに直貼りの壁紙などしている場合なども結露が起きやすくカビ発生原因になります。あとは外壁や共有部分からの漏水など躯体や構造上の問題がある場合は大家さん側の責任になってきます。
入居者側の負担の場合は?
入居者さんの使用状況が悪くカビが発生した場合は入居者さんが負担になります。
例えばですが、結露を放置したり、換気や清掃などを怠りカビが発生した場合などがあげられます。このような場合は退去の時の原状回復対象となります。
カビの発生を防ぐには日頃からの換気や通気、清掃などの管理が必要不可欠になってきます。日頃から定期的に清掃や換気・通気をおこないカビが発生しにくい環境にすることが大切です。
マンションやアパートでカビが発生しやすい場所は??
集合住宅でのカビ問題が発生する場所は?
賃貸アパートやマンションなどでカビが発生しやすい場所をご紹介させていただきます。
第1位 お風呂場・洗面所
お風呂場や洗面は湿度が一番高くなる場所で、住環境においてカビが最も生えやすい場所です。お風呂場は、石鹸や皮脂や髪の毛などの栄養分も多く、湿気が多い為必ずと言っていいほどカビが発生しています。特に天井などにカビが発生しますと、カビの胞子を拡散しいろいろな場所にカビの胞子が飛んでいきますので洗面所などにもすぐにカビ発生することになってきます。
経年劣化により頑固な水垢などが付着している場合は入居時に写真などを取り早めに管理会社や大家さんに相談しておいた方がいいですよ。
第2位 キッチン・冷蔵庫
普段から使用しているキッチンもカビの発生しやすい場所です。日頃より水を使いますし、コンロなどを使用して熱と水蒸気を出しております。油や食べ物カスなどの栄養分が豊富にありますのでカビ発生しやすい場所です。
第3位 エアコン
エアコン内部もカビが繁殖しやすい場所です。夏場の使用でカビが大量に発生することが多いです。エアコン内部は、夏場に暖かい空気を冷やすために冷媒が冷たく夏場に結露が起きます。ですので夏場のエアコン使用の時がカビが大量発生します。日頃より、エアコンのフィルターのお掃除をこまめに行い、夏場の冷房の使用後は、送風など30分程度行い、内部を乾燥させることを心がけましょう。
第4位 トイレ
トイレも同様に、水分が豊富にあることや尿や皮脂や髪の毛などの栄養分が豊富にあり、扉が閉まっていることが多い為湿気がこもりやすくカビが発生しやすい場所の1つです。
第5位 寝室
寝室もカビが発生しやす場所の1つです。なぜかといいますと、人間が一晩で発生する水分が300~500ccといわれており、寝具やベット付近には、毎晩300~500ccの水分が発生させられており、換気・通気が不可欠ですし定期的に寝具を天日干ししたりしないと寝室に水分が溜まりやすいです。
第6位 クローゼットや物置・下駄箱など
クローゼットや物置・下駄箱などは日頃より扉が閉まっている状態が多く、湿気がこもりやすい環境です。定期的に換気・通気をおこないこまめにお掃除も忘れず行ってください。サーキュレーターや扇風機などで通気をおこなうと効果的です。
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