建築豆知識~基礎編~
2023/01/05
今回は、戸建の基礎について簡単に解説いたします。
というのも我々がカビ対策で受注する工事の中でも比較的ご相談の多い部類の為、我々の経験から皆様に何かしらお役立ちできる情報があると思いブログとして書く事にしました。
簡単に分けると2つあります。布基礎、ベタ基礎の二種類です。
現在ほとんどの戸建がベタ基礎で建築されております。
布基礎というのは、建物外周に基礎がグルっと走っており、柱下に束石や中布基礎が設置されていて、基礎の無い部分に関しては土がむき出しになっている施工方法です。
ベタ基礎というのもは、その名前で想像できそうですが、外周布基礎部や中布基礎部以外の部分でも鉄筋コンクリートで覆われており床下に土がむき出しの部分が無い施工方法になっております。
※更に細かく分けると工法等で呼び方や分類別に分ける事が出来ますがこの場では、控えます。
上記の二種類両方に置いて、カビが発生するリスクがあります。
布基礎の場合は、土がむき出しになっている為、土からの湿気により、建材に水分が溜まり易くそこでカビが発生する場合があります。
全ての布基礎の建物がそうなっているわけではなく、立地条件や、その土地の土質にかなり左右されます。
ベタ基礎の場合は、漏水等事故以外で自然発生的にカビが生える事はほとんどないのですが、ご相談いただく案件では、新築の戸建の床下のカビ発生でよくご相談を受けます。
というのも、鉄筋コンクリートは、乾くまで時間がかかりますので、そのコンクリート打設の時期により建築をすすめてしまうと湿気が床下にこもってしまいその湿気によりカビが発生してしまう案件のご相談を多くいただきます。
特に、基礎断熱をされている戸建の場合は、室内の断熱性を高める為床下も室内とみなし気密性が高く、外気と遮断されているため空気循環が起こらず、上記のコンクリート打設の湿気を閉じ込めてしまう状況になりますのでカビからしたら非常に暮らしやすい環境になってしまいます。
竣工時には、すでにカビ被害が発生しており、入居直後から問題になる事がよく起こりますので施工時期の管理や、カビ被害を発生させない床下の通気口を設置する工法や、一時的に除湿システムを導入する等の対策が必要な場合があります。
新居に入居されてからカビ被害が発生するのは、非常に悲しい事ですが、安心してください。
カビは取れます!カビ発生の原因についてしっかり対策をすれば、解決します!!
我々カビバスターズ大阪までご相談ください!!
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