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設計から完成後まで:建築会社が取り入れるべきカビ予防の実践テクニック

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設計から完成後まで:建築会社が取り入れるべきカビ予防の実践テクニック

設計から完成後まで:建築会社が取り入れるべきカビ予防の実践テクニック

2025/09/17

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
建築現場や住宅で「きれいに仕上がっているはずなのに建物の角や水回りにカビが生えてしまう」「引き渡し後にクレームになる」などの問題は、設計・施工段階での見落としが原因となることが多く、防がれるはずの被害が後になって起きています。
このブログを読むことで、建築業界に携わる方が設計段階から施工中、完成後まで、どのようなポイントを押さえればカビの発生を未然に防げるか、具体的な技術や実践例・コスト感も含めて理解できるようになります。
対策をきちんと設計・施工・維持に組み込むことで、引き渡し後のカビクレームを減らし、メンテナンスコストを抑え、建物の耐久性と居住者の満足度を高められるようになります。

1. カビ問題の背景と建築業界で起きるリスク

建築現場において「カビ」は見過ごせない問題です。美しく設計された建物も、完成後にカビが発生してしまえば、建物の価値は一気に低下してしまいます。特に、住宅や病院、学校といった「人が長時間過ごす空間」では、健康被害につながる可能性もあるため、カビの発生はただの美観の問題ではありません。建築の現場では「目に見えないリスク」ほど厄介であり、特にカビのように湿気や温度、通気、材料など複合的な要因で発生するものは、計画段階から明確に対策を立てなければ後戻りがききません。

1-1. カビが建物・人に及ぼす影響(構造・健康・コスト)

カビは、建物の見た目を損ねるだけではなく、構造そのものを蝕んでいきます。木材を腐食させたり、壁や床下を劣化させたりすることで、耐久性の低下を引き起こし、最悪の場合は大規模な修繕が必要になります。カビが繰り返し発生する場合、室内の壁紙の張り替えや下地材の交換、断熱材の入れ替えといった追加工事が必要になり、それに伴う費用と手間は決して軽視できません。

さらに、人への影響も深刻です。カビの胞子は空気中を漂い、アレルギーや喘息、皮膚炎などを引き起こす原因となります。特に高齢者や小さな子ども、免疫力の低下した方にとっては、生活環境の安全を脅かす存在です。こうした健康被害は、住宅の入居者だけでなく、施設を利用する一般利用者やスタッフにも関わるため、建物の管理者や施工業者にとって大きな責任問題に発展するリスクがあります。

加えて、カビの発生によってクレームや訴訟に発展した事例もあります。「新築なのにカビが出た」「施工不良だ」「管理体制がずさんだった」といった指摘は、企業の信用にも関わる問題であり、場合によっては損害賠償や顧客との信頼喪失という大きなダメージにつながりかねません。

このように、カビの影響は「建物の構造的劣化」「人への健康被害」「施工者・管理者のリスク」という3方向から襲いかかってくるのです。

1-2. 高気密・高断熱化による新たなカビリスク

近年、住宅性能の向上を目指す中で「高気密・高断熱住宅」が主流となってきました。これはエネルギー効率を高め、冷暖房のロスを減らすという点では非常に有効な技術です。しかし同時に、新たな課題も生まれています。それが、内部の「湿気の滞留」や「壁内結露」などのカビリスクです。

従来の住宅に比べて、現代の住宅は空気の流れが制限されているため、一度発生した湿気が逃げにくい構造になっています。例えば、冬場に室内で暖房を使用し、外気との温度差が大きくなると、窓や壁の内部で結露が起きやすくなります。特に壁体内に湿気が侵入すると、表面からは見えないまま内部でカビが繁殖してしまうこともあります。これは発見が遅れやすく、気づいたときには大規模な補修が必要となるケースが多いのです。

また、高断熱材や多重構造の壁・天井などは、通気性が制限されていることが多く、一度湿気が入ると乾燥しづらい環境になります。特に、壁内部に防湿層が不完全に施工されていたり、雨漏りがあった場合には、気づかぬうちにカビの温床となっていることもあります。

このような現代の建築事情を踏まえると、「カビが発生しない建物をつくる」ことがますます難しくなっていると言えるでしょう。しかしだからこそ、建築業界には「計画的で科学的なカビ対策」が今まで以上に求められているのです。

2. 設計段階でできる予防策

建物におけるカビの発生は、多くの場合「設計ミス」または「計画段階での配慮不足」が原因となっています。逆に言えば、設計時点で正しく対策を講じておくことで、将来的なカビリスクの大半を未然に防ぐことが可能です。ここでは、カビ対策を意識した建築設計において重要となるポイントを2つの側面から解説します。

2-1. 敷地・環境を読む:立地・日射・風・水はけ

まず、建築設計の出発点とも言えるのが「敷地環境の把握」です。地盤の性質や水はけ、日当たり、風通し、周辺の建物との位置関係など、外部環境はカビのリスクと直結します。湿気が溜まりやすい地形や、日照が少ない北側斜面、風通しが悪い密集地などは、室内外の湿度が上昇しやすく、結果としてカビが発生しやすくなります。

設計段階では、敷地の「地勢」「排水状況」「近隣建物の影響」などをしっかりと調査し、それを図面に反映させる必要があります。たとえば、敷地が低く雨水が溜まりやすい場合は、基礎の高さを調整したり、排水溝や雨水処理の工夫を行うことで対処が可能です。また、周囲の建物が風を遮ってしまう環境では、自然換気が滞ることも考えられるため、人工換気システムの導入が必要になることもあります。

特に注意すべきなのは、「北側の湿気」と「基礎周りの地面からの湿気」です。これらは設計段階で十分な配慮がされていないと、建物完成後に壁内結露や床下カビが発生する原因となります。対策としては、北面に収納など湿気がこもりやすい空間を集中させない、基礎断熱や防湿シートの設置を検討する、といった工夫が有効です。

つまり、設計者は「土地の読み方」ができてこそ、湿気に強い建物をつくることができるのです。地形・風・水の流れを読み解き、それに合った設計を行うことが、カビ予防の第一歩となります。

2-2. 材料選定と構造設計(断熱・防湿・通気設計)

次に重要なのが「建物そのものの構造」と「使用する材料」の選定です。設計段階でカビ対策に有効な断熱・防湿・通気構造を計画的に組み込んでいくことが必要です。

まず断熱設計ですが、外気との温度差によって発生する結露は、カビ発生の大きな原因のひとつです。これを防ぐためには、壁・屋根・床などの断熱材を適切に配置し、建物全体を一定の温度で保つことが不可欠です。特に、温度差が生じやすい部位(例えば窓周辺や基礎周り)には、断熱材の厚みや種類を見直すことで結露防止効果が高まります。

一方、防湿対策も非常に重要です。外部からの湿気を遮るためには、防湿シートの適切な施工が求められます。また、内部の水蒸気が壁体内に侵入しないよう、防湿層の設計には細心の注意が必要です。防湿シートの貼り方や継ぎ目の処理に不備があると、せっかくの設計も無駄になります。防湿層は「室内側」に設置することが基本であり、施工段階でも確実なチェックが求められます。

さらに、通気性の確保も見逃せません。例えば「外壁通気工法」では、構造体と外壁材の間に空気の層(通気層)を設けることで、湿気の滞留を防ぎ、乾燥しやすい構造を実現します。これは特に壁体内結露対策に有効であり、長期的な建物の健康維持にもつながります。

使用する建材についても、「防カビ性能を有する材料」「通気性のある仕上げ材」などを積極的に採用するとよいでしょう。木材であれば含水率が15%以下の乾燥材を選定する、石膏ボードには防カビ処理済みの製品を使用するなど、細かな材料選びが後々のトラブルを防ぎます。

まとめると、設計者ができるカビ対策は「湿気を持ち込まない」「湿気をためない」「湿気を逃がす」ための構造設計と材料選定に尽きます。建築物の性能が問われる時代だからこそ、目に見えない湿気との戦いにおいて、設計段階から一歩先を見据えた配慮が求められるのです。

3. 施工中の注意点:現場での管理と実践的対策

建築物におけるカビの多くは、設計段階での対策だけでは防ぎきれません。なぜなら、どんなに優れた設計図を描いても、現場での施工がずさんであれば、その性能は発揮されないからです。実際、施工現場での「湿気対策の甘さ」や「材料管理の不備」によって、完成前からすでにカビが発生してしまうケースも少なくありません。ここでは、現場で実践できる具体的な管理ポイントと施工方法を解説します。

3-1. 含水率管理・材料の保管と乾燥確保

まず最も基本かつ重要なのが、「使用する材料の含水率を管理すること」です。特に木材やボード類などの吸湿性が高い建材は、十分に乾燥した状態で使用しなければ、内部に水分を抱えたまま施工され、結果として内部結露やカビの発生源になります。

木材の含水率は通常15%以下が理想とされていますが、梅雨や台風シーズンなど湿度が高い時期に納品されると、どうしても湿気を含みやすくなります。そのため、現場に搬入された材料はすぐに開封せず、湿気から守るカバーをかけて保管し、必要であれば仮設の除湿機や送風機で乾燥させる対応が必要です。また、雨天時の作業では屋根やブルーシートなどで養生を徹底し、材料が濡れないよう配慮しましょう。

さらに、コンクリート構造物においては「十分な養生期間を確保する」ことが欠かせません。打設後の乾燥が不十分なまま内装工事を進めてしまうと、内部に残った水分が壁や天井に移り、完成後にカビが発生する原因となります。急ぎの工程であっても、乾燥は「工程の一部」として時間を確保すべきです。

つまり、「早く仕上げる」よりも「正しく乾かす」ことが、カビを防ぐ建物をつくるための現場対応力なのです。

3-2. 防水・雨仕舞いの徹底と施工時換気の活用

現場でよく見られるのが「雨仕舞いの不備」によるカビの発生です。雨仕舞いとは、建物に降った雨水を適切に排出し、内部に侵入させない構造や施工のことを指します。外壁や屋根、サッシ回りなどの接合部においては、わずかな隙間でも雨水が侵入しやすく、そこから壁内に湿気がたまり、結果として内部結露やカビが発生してしまいます。

特に注意が必要なのは、以下のような箇所です:

窓まわりの防水テープやシーリングの施工

屋根と外壁の取り合い部の処理

ベランダ・バルコニーの排水勾配とドレン処理

サッシの水切り構造や外壁の通気層処理

これらは見えない部分であるがゆえに、施工が雑になることもあります。しかし、見えないからこそ正確に、丁寧に施工することが、建物の長寿命化に直結するのです。

加えて、施工中に「現場内の換気を確保すること」も重要です。新築やリフォームの現場では、内部が養生や仮囲いで密閉されることが多く、風の通りが遮断されがちです。その結果、材料から発せられる湿気や現場作業による水分が滞留し、カビの温床となるリスクが高まります。

このような場合には、以下のような工夫が有効です:

開口部を定期的に開け、風を通す

サーキュレーターや送風機を活用して空気の循環を促す

除湿機を設置し、湿度が高い日には強制的に除湿する

雨の日の内部作業では乾燥機材を活用し、湿度の上昇を防ぐ

また、壁体内や床下など、空気の流れが悪い部分には、換気口や排湿設計を追加するなど、施工中に柔軟な判断を下せる体制が求められます。

まとめると、施工現場では「材料の乾燥状態を見極める目」「湿気を溜めない工夫」「雨水を遮断する確実な施工」という3つが、カビ対策として非常に重要な柱となります。設計者と施工者が一体となって、現場の「湿気リスク」に目を光らせておくことが、カビに強い建物をつくる最大のポイントなのです。

4. 完成後の維持管理での対策とモニタリング

カビ対策というと、設計や施工時の対応に注目が集まりがちですが、実は建物が完成してからの「維持管理」が最も重要な局面とも言えます。カビは静かに、しかし確実に湿気と栄養がある場所で繁殖を続けます。完成時には完璧でも、運用段階での使い方や管理状態が悪ければ、すぐにカビの温床になってしまうのです。ここでは、建物引き渡し後の管理者・利用者が実践できる、持続的なカビ予防の方法を詳しく紹介します。

4-1. 室内環境の維持:湿度・温度・換気設備の運用

建物内のカビ発生を防ぐために、最も重要なのが「湿度のコントロール」です。カビは湿度が60%を超えると活動を始め、70%を超えると一気に繁殖します。したがって、室内の相対湿度を40〜60%に保つことが基本となります。

まず、湿度計を設置して目に見える形で湿度を監視することが大切です。特に、浴室や洗面所、キッチン、クローゼット、押し入れなどは湿気がこもりやすい場所なので、定期的に換気や除湿を行いましょう。最近では、スマート温湿度計を活用すれば、異常値を通知してくれる製品も多く、効率的な管理が可能です。

また、換気設備の正しい運用も重要です。せっかく24時間換気システムが設置されていても、住人がスイッチを切ってしまっていたり、フィルターが目詰まりしていると、本来の効果は発揮されません。特に寒冷地などでは、冬場の冷気を嫌って換気を止めてしまうことがありますが、これが結露やカビの大きな原因となるのです。

温度管理についても、急激な温度差を生まないように注意することで、結露のリスクを減らすことができます。窓には断熱フィルムを貼ったり、二重窓にすることで外気との温度差を緩和し、結露を抑制する効果が期待できます。

このように、完成後の室内環境は「湿度・温度・換気」という三要素を常に意識して調整することで、カビの発生を根本から抑えることが可能になります。

4-2. 定期点検・防カビコーティングと修繕のタイミング

どれだけ設計・施工段階で対策を講じても、時間と共に建物の機能は少しずつ劣化していきます。そのため、定期的な点検とメンテナンスを計画的に行うことが、長期的なカビ対策には欠かせません。

特に注目すべきは以下の部位です:

壁・天井・床の隅や接合部:汚れやホコリが溜まりやすく、湿気もこもりやすい。清掃を怠るとカビの温床に。

窓まわり・サッシ:結露によって水滴が溜まりやすく、パッキン部やフレームにカビが発生しやすい。

浴室・脱衣所・トイレ:高湿環境のため、換気扇や天井裏など目に見えない場所にも注意。

床下・天井裏:直接目視しづらいが、通気不良や漏水があれば重大なカビ被害になる可能性あり。

これらの箇所は、定期的な点検(年に1~2回程度)を行い、異常があれば早期に対応する体制を整えるべきです。点検時には、カビだけでなく小さな水漏れやシーリングの劣化、通気口の閉塞などもチェックしましょう。

また、住宅の完成時や定期点検の際に「防カビコーティング」を施しておくことで、長期的なカビ抑制効果が期待できます。特に、カビの生えやすい浴室・洗面所の天井や壁面、押し入れの壁材などに対しては、無色透明で施工しやすい防カビ剤を塗布することで、目立たずに効果を発揮します。

さらに、カビが一度でも発生した場所には、完全に除去したうえで防カビ処理を再度行う必要があります。カビの根は素材内部にまで入り込んでいることが多く、表面だけを拭き取っても再発する可能性が高いため、プロによる処理が望ましいケースも少なくありません。

このように、完成後の建物も「放置せず、定期的に見守る」ことで、建物の健康状態を長く維持でき、資産価値の保全にもつながります。

5. 具体的技術と施工手順:MIST工法®の場合

建物のカビ対策において、発生を予防する設計や施工が大切なのはもちろんですが、万が一カビが発生してしまった場合に、いかに迅速かつ安全に除去できるかも極めて重要です。特に、住宅や医療施設、学校、文化財など「素材がデリケート」な建物では、強力な薬剤や物理的なこすり洗いが使えず、対応が難しいケースが多く見られます。そんな中、建築業界から注目を集めているのが、カビバスターズの独自技術「MIST工法®」です。

MIST工法®は、カビを根本から除去しつつ、対象の素材を傷めないことを目的に開発された、安全性・持続性・即効性に優れたカビ除去技術です。ここでは、その特徴と現場での具体的な施工ステップをご紹介します。

5-1. MIST工法®とはどんな技術か(原理・安全性)

MIST工法®の最大の特徴は、「こすらない」「削らない」という点です。従来の除カビ手法では、物理的に擦り落とす、塩素で漂白する、高温スチームで焼くなどの方法が主流でしたが、これらは建材の表面を傷つけたり、素材内部にカビの根が残って再発の原因となったり、人体や環境に悪影響を及ぼすリスクがありました。

MIST工法®は、これらの課題を解決するために開発された低刺激性の専用除カビ剤を微粒子状のミストで吹き付けることで、建材の奥深くまで浸透し、カビの根から分解・死滅させる仕組みです。

この除カビ剤は、強力な除菌効果を持ちながらも、pHや成分が調整されており、木材や壁紙、断熱材などのデリケートな素材を傷めることがありません。また、工業排水試験や安全性検査にも合格しており、小さなお子様や高齢者が生活する空間でも安心して使用できます。

さらに、除カビ後には防カビ処理剤を仕上げに施工することで、再発を防ぐ長期的な防御力も備えており、単なる「応急処置」ではなく「持続的なカビ対策」として評価されています。

このように、MIST工法®は「素材にやさしく」「人体にやさしく」「確実に除去でき」「予防効果もある」という、理想的なカビ除去ソリューションとして、多くの建築関係者から支持を得ています。

5-2. 現場での導入ステップ・費用と影響範囲

MIST工法®は、どんな現場にも一律で施工されるわけではありません。現地調査とヒアリングをもとに、建物の状態や素材、カビの繁殖状況に応じて最適な処方を都度調整する点も、大きな特長のひとつです。

施工の主なステップは以下の通りです:

現地調査・ヒアリング
 - カビの発生箇所・規模・素材の種類・過去の履歴などを詳細に調査
 - 含水率や温湿度、空気中のカビ胞子濃度を測定する場合もあり

除カビ処理(MIST噴霧)
 - 対象エリアに応じて専用薬剤を調整し、ミスト状にして吹き付け
 - 素材の奥深くまで除菌成分が浸透し、カビの根を分解・死滅させる
 - こすらず、削らず、素材を劣化させない優しい処理

洗浄・乾燥
 - 除去されたカビや汚れを適切に回収し、乾燥状態を確保
 - 必要に応じて送風機や除湿機を活用し、再発のリスクを低減

防カビ処理(仕上げ)
 - 除去後の清浄な状態を長く保つために、防カビ剤を噴霧施工
 - 空気中に浮遊するカビ菌にも作用するため、室内全体に効果が広がる

アフターフォローと再発チェック
 - 一定期間後に再発の兆候がないか確認
 - 必要があれば追加処理や室内環境の改善提案も実施

施工時間も最短半日〜1日程度で完了するため、居住中の住宅や稼働中の施設でも施工が可能です。営業を止めることなく施工できる点は、事業者にとっても大きな利点となります。

このように、MIST工法®は単なる「除去」ではなく、「素材を守りながら」「根本からカビを絶ち」「予防までカバーする」先進的な工法です。建築業者や管理者にとっては、万が一のカビ発生時にも信頼して依頼できるパートナーとなるでしょう。

6. ケーススタディ:地域・用途別に見る成功例

カビ対策は理論だけでは完結しません。なぜなら、カビの発生状況は地域の気候建物の用途・使われ方メンテナンス体制によって大きく左右されるからです。同じような構造でも、場所や運用方法が異なれば結果はまったく変わってきます。ここでは、建築業界でよく見られるケースを取り上げます。

成功例:文京区の歴史的建築物でのカビ除去

築数十年の歴史的建築物では、通気性が不足していたり、湿気の溜まりやすい構造になっていることがあります。特に北側の部屋や屋根裏、外壁との接合部など、目に見えない箇所でカビが深く繁殖しているケースも多く、表面だけの清掃では太刀打ちできません。

この現場では、まず詳細な現地調査を行い、カビの種類・範囲・素材の状態を確認したうえで、素材を傷めないミスト状の除去剤を用いた「非接触型」の除カビ処理を実施しました。従来のようにこすったり削ったりする必要がなく、木材や古い壁材も安全に処理できたことがポイントです。

施工後は防カビ処理を施し、さらに通気改善のために内部に空気の通り道を新たに設けたことで、カビの再発を未然に防ぐことができました。美観を損なわず、建物の価値と安全性を維持した成功例と言えるでしょう。

成功例:東京湾岸の地下店舗と集合住宅の複合施設

湾岸エリアは湿度が高く、地下部の結露が慢性的な問題となる地域です。この複合施設では、地下階の壁面と床にカビが頻発し、臭いやクロスの劣化といった問題が生じていました。

対策としては、壁内の湿度・温度の分布を詳細に測定し、特に結露が集中していた部位を特定。そのうえで除カビ処理と同時に、室内の空気の流れを設計し直す改修が行われました。さらに除湿機を常設し、湿度モニタリングを実施することで、湿気が高まるタイミングでの自動運転を実現。壁面仕上げには防カビ性と透湿性を兼ね備えた素材が使われています。

施工後の点検ではカビの再発は見られず、空気の質も改善され、テナントからの評価も非常に高かった事例です。

成功例:東京23区の戸建て住宅の全面リフォーム時の除カビと再発防止策

築年数の経過した戸建住宅では、室内の一部にカビ臭が広がり、押し入れや浴室周辺の壁面に黒ずみが目立つようになっていました。特に梅雨から夏場にかけての湿気がひどく、エアコンの効きも悪くなるなど生活環境に悪影響が出ていました。

対策としては、まず家全体の断熱・通気・換気性能を診断し、水回りを中心に除カビ処理と構造改善を実施。ミスト除去によるカビ根絶と、防湿層の追加設置、押し入れ天井部の通気確保など細かい改善が積み重ねられました。

また、住人への運用説明も行われ、換気の習慣や掃除・湿度管理の方法などを明確化。完成から1年以上経過した時点でも、再発は確認されておらず、湿度の安定性と住み心地の向上が評価されています。

カビ取り・カビ対策はカビ取リフォーム東京・名古屋、カビバスターズ大阪

カビは、建物の美観を損ねるだけでなく、構造の劣化や健康被害、さらにはクレームや訴訟といった深刻なトラブルの引き金になる厄介な存在です。どれだけ設計や施工に注意を払っていても、湿度の変化や通気不良、経年劣化によって、想定外の箇所にカビが発生することは十分にあり得ます。

そのような事態に備える、あるいはすでに発生したカビを根本から、安全に、再発させずに取り除きたい。そう考える建築業者様、管理会社様、住宅オーナー様に選ばれているのが、私たちカビ取リフォーム東京・名古屋、カビバスターズ大阪の「MIST工法®」です。

素材を傷めず根こそぎカビ除去できる独自のMIST工法®

MIST工法®は、こすったり削ったりしない、非接触型の除カビ技術です。カビの根にまで浸透するミスト状の専用除去剤を使用し、建材の奥深くに入り込んだカビを分解・死滅。木材や断熱材などのデリケートな素材を一切傷つけることなく、本来の美しさと機能を回復させます。

この専用剤は、pHや成分が調整されており、人体や環境に優しい安全な処方となっているため、小さなお子様がいるご家庭、高齢者施設、病院、幼稚園など、衛生面に配慮が必要な現場でも安心して使用可能です。

防カビ処理で再発リスクも徹底ブロック

除カビが終わった後も、私たちは作業を終わらせません。MIST工法®では、カビを除去したあとに高性能な防カビ処理を追加施工します。この処理は、空気中に浮遊するカビ菌にも作用し、室内全体に防カビ効果を発揮。表面だけでなく、素材の奥から、そして空間そのものからカビのリスクを排除します。

さらに、施工環境に合わせて水素イオン濃度(pH)の異なる処理剤を使い分けることで、より繊細な素材にも対応可能。歴史的建造物や文化財のような、価値の高い建物にも採用されている技術です。

安全性・即効性・持続性の三拍子揃ったプロの技術

MIST工法®に使われる専用除カビ剤は、工業排水試験などの各種安全性テストにも合格しており、施工後すぐに空間を利用できる即効性も魅力です。しかも、防カビ効果は長期間持続するため、メンテナンスコストの削減にもつながります。

「目に見えないカビに、長年悩まされてきた」「掃除してもすぐに再発してしまう」「素材を傷めずに対策したい」──そのような悩みに、私たちは確かな技術でお応えします。

カビの悩みは、“建物のプロ”が解決します

カビ取リフォーム東京・名古屋、カビバスターズ大阪は、全国の現場で蓄積した豊富な実績をもとに、それぞれの建物に最適な処理方法をご提案します。施工前の調査から、除去、防カビ処理、アフターサポートまで、すべてワンストップで対応。建築・設備・素材に精通した専門スタッフが、迅速かつ丁寧に対応いたします。

建物のカビ対策でお困りの方は、まずはご相談ください。あなたの現場に最適な“根本解決”をご提案させていただきます。

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