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MIST工法®とは?建築現場でカビを根こそぎ除去する技術

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MIST工法®とは?建築現場でカビを根こそぎ除去する技術

MIST工法®とは?建築現場でカビを根こそぎ除去する技術

2025/06/10

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
建築現場や設計に携わる方にとって、カビは見落としやすいので、建物性能や顧客信頼を大きく損なう重大問題に繋がります。特に高気密住宅や新築施工では、気が付かぬうちにカビが繁殖し、後に深刻なトラブルを招くケースが少なくありません。
本記事では、カビの基本的な発生原理から設計・施工・診断・除去・予防まで、包括的なノウハウを解説します。現場で役立つ技術と責任対応、資格取得まで取り上げ、実務に直結する内容をわかりやすく伝えます。
建築品質の向上やクレーム防止に直結する実践知識が得られます。MIST工法やAI予測など最新技術も網羅。建築士や施工管理者として信頼される提案力が身につき、業務の質をワンランク上に引き上げます。

目次

    1. カビ発生の基本メカニズムと現場での注意点

    建築現場では多忙なスケジュールの中で、細かな湿気管理や施工後の通気性チェックが疎かになりがちです。しかし、カビは非常に繊細な環境でも増殖しやすく、完成後のトラブルや施主からのクレームの原因にもなります。まずはカビの発生要因を科学的に理解し、現場でどのように備えるべきかを明確にしておきましょう。

    1-1. 湿度・温度・栄養源がそろう「カビ三原則」
    カビが繁殖するためには「湿度」「温度」「栄養源」の3要素が揃うことが条件とされています。湿度が60%以上、温度が20~30度、そして木材やホコリといった有機物が存在する環境下では、カビは短期間で増殖を始めます。建築現場では、雨の日の養生不足や乾燥工程の短縮がこれらの条件を満たしてしまうケースが多く、リスクが高まります。とくに高気密・高断熱の住宅では、室内の湿気が逃げにくく、壁内結露などの目に見えない部分にカビが発生しやすくなっています。この三原則を理解した上で、現場の各工程で湿度管理と通気設計を徹底することが不可欠です。

    1-2. 建築現場で見落としがちなカビ発生リスク箇所
    現場におけるカビの発生リスクは、意外にも気付きにくい箇所に潜んでいます。たとえば、床下の通気不足や、壁内部の断熱材周辺、結露しやすいアルミサッシ周辺、配管回りの隙間などが挙げられます。また、コンクリートの含水率が高いまま仕上げ工程に入ってしまうと、内装材との間にカビが発生するリスクが大きくなります。さらに、施工中に使用される仮設材(合板、ブルーシートなど)自体が湿気を含み、乾燥しきらないまま仕舞われた場合にもカビの温床になり得ます。これらの「見えないリスク」をあらかじめ把握して、施工前後のチェックポイントを明確にしておくことが重要です。

    1-3. 気密性が高い住宅ほどカビが発生しやすい理由
    省エネ性能を重視した高気密住宅では、断熱材や防湿シートの施工精度が求められますが、同時に湿気がこもりやすくなるというリスクも孕んでいます。特に冬場には、室内の暖かい空気が壁内に侵入し、冷たい外壁と接触することで結露が発生します。これが断熱材や構造体に湿気を含ませ、カビの発生源となってしまうのです。また、換気計画が不十分であったり、適切な換気装置が使用されていなかったりすると、空気の流れが滞り、湿気が局所的に集中する「死角」が生まれます。高性能住宅ほど「湿度と気流の制御」が重要になるため、設計段階から意識的な防カビ計画を組み込むことが、長期的な建物の健康につながります。

    2. 設計段階で考慮すべきカビ対策

    カビは施工後に発見されるケースが多いですが、その多くは設計段階の配慮不足が原因です。とくに換気計画と気密性のバランス、湿気の流動設計など、初期の図面段階でいかに「空気」と「水分」をコントロールするかが鍵を握ります。ここでは、設計者として意識すべき2つの重要ポイントを紹介します。

    2-1. 気密性と換気設計のバランス技術
    住宅の断熱性能を上げるために、気密性を高く保つ設計が進んでいますが、これに比例して換気設計の重要性も増しています。気密性が高い住宅では、外気の流入が抑えられ、自然換気がほとんど機能しないため、機械換気設備に100%依存することになります。そのため、設計段階での換気経路の確保、空気の流れの「死角」を減らす工夫が必要です。例えば、24時間換気システムの吸排気位置を適切に配置し、室内の空気が偏らないようにする、浴室やキッチンなど湿気の発生源を排気重点エリアに設定するなどの手法があります。これらを設計図面にしっかりと組み込むことで、カビが繁殖しにくい住環境が実現されます。

    2-2. カビリスクを予測するシステム的な設計アプローチ
    近年では、温湿度の変動や換気状況を数値化し、カビの発生リスクを事前に可視化できるシミュレーション技術が導入されています。これらのシステムでは、建物内の各部位の温度・湿度・換気効率をもとに、結露や湿気の滞留が起こりやすい箇所を割り出し、カビの繁殖しやすいリスクエリアをマップとして確認することができます。設計段階でこれらの情報を活用することで、断熱材の配置、内装材の選定、換気経路の確保などにおいて、理論的かつ実践的な対策を講じることが可能となります。小規模な設計事務所やリフォーム業者でも、簡易的な温湿度シミュレーションツールや換気計算ソフトを導入することで、より精度の高い防カビ設計が実現できます。

    2-3. 内装材・仕上げ材の選定で変わる防カビ性能
    設計段階での素材選びは、建物の耐久性や快適性に直結するだけでなく、カビ対策としても非常に重要な要素です。とくに水回りや結露が発生しやすい部位には、防カビ性能の高い内装材を使用することが推奨されます。たとえば、防カビ剤が練り込まれた壁紙や、防湿性に優れた下地材、調湿機能を持つ内装パネルなどは、室内環境を安定させる効果があります。また、木材を使用する場合には、事前に含水率を測定し、防腐・防カビ処理が施された製品を使用することが理想です。見た目やコストだけで選ばず、素材の性質や施工後の環境変化にまで配慮した選定が、防カビ対策として有効に機能します。

    3. 施工不良によるカビ問題と責任追及

    建築現場で発生するカビの多くは、実は施工時の些細なミスや管理不足が原因となっています。見えない場所に湿気が溜まり、完成後にカビが発生してしまうと、施主からの信頼を失うばかりか、補修対応や損害賠償に発展するケースもあります。ここでは、よくある施工ミスと、それに伴う責任について解説します。

    3-1. 雨養生・含水率管理のミスとカビ発生
    木造住宅などでは、構造材の含水率管理が不十分なまま工事を進めてしまうと、建物完成後に壁内部でカビが発生することがあります。たとえば、土台や柱に使われる木材が施工時に雨に濡れ、そのまま乾燥工程が行われずに閉じ込められると、湿気が残ったまま断熱材や石膏ボードに覆われ、結果として目に見えない箇所でカビが繁殖してしまうのです。また、屋根工事の遅れや雨天時の防水対策が不十分な状態で室内の工事に進むこともリスクの一因です。こうしたミスを防ぐためには、工程ごとにしっかりと乾燥状態を確認し、適切な養生処理を徹底することが求められます。

    3-2. 新築でのカビ発生と施工業者の法的責任
    新築住宅でのカビ発生は、施主にとって精神的にも経済的にも大きな負担となります。そのため、住宅の品質確保促進法(品確法)などに基づき、施工業者には一定の責任が問われる可能性があります。たとえば、構造体にカビが発生して耐久性が低下した場合には、「瑕疵」として10年間の瑕疵担保責任が問われることがあります。また、見えない場所にカビが発生し、健康被害や生活への影響が出た場合には、損害賠償請求に発展するケースもあります。こうしたリスクを避けるためにも、施工者自身が防湿・防カビ対策の知識を持ち、現場管理を徹底する必要があります。また、記録写真や含水率の測定結果など、トラブル発生時に証拠となるデータを保存しておくことも、万が一に備えるうえで重要です。

     

    3-3. アフターケアの重要性と信頼性確保
    建築完了後のカビ発生リスクを完全にゼロにすることは難しく、どれほど慎重に設計・施工しても、居住者の使用状況や気候条件などによってカビが発生する可能性は残ります。だからこそ、引き渡し後のアフターケア体制を整えておくことが、信頼性を保ち続けるうえで不可欠です。定期的な点検や簡易的な湿度チェック、必要に応じての除カビ対応など、施工者としてできるフォロー体制があることで、施主との関係性も良好に保つことができます。

    また、万が一トラブルが起きた際に誠実な対応を取ることで、「この施工会社は信頼できる」と評価され、紹介や再依頼につながる可能性も高くなります。さらに、保証制度やメンテナンスサービスの充実は、建物の品質への自信の表れとして施主にも安心感を与えます。工事完了後も“関係は続く”という意識を持ち、アフター対応のプロセスも施工計画の一部として設計に組み込むことが、これからの建築業界に求められる姿勢といえるでしょう。

    4. 構造別のカビ対策(木造/鉄骨/コンクリート)

    建物の構造によって、カビが発生しやすいポイントやその対策方法は異なります。木造住宅では素材自体がカビの栄養源になる一方で、鉄骨やコンクリート構造では結露や湿気の滞留が主なリスクとなります。ここでは、構造別に見るカビの注意点とその対策を詳しく解説します。

    4-1. 木材構造での乾燥・通気設計と防腐処理
    木造住宅では、柱や梁などに使用される木材自体がカビの栄養源となるため、カビ対策は構造設計の根幹とも言えます。まず重要なのが、施工時点での「含水率管理」です。乾燥が不十分な木材を使用すると、仕上げ後に湿気がこもり、カビの繁殖を招きます。目安として、構造材の含水率は18%以下であることが望ましく、現場での含水率測定器による確認が欠かせません。

    さらに、床下や壁内部の「通気設計」も大きなポイントです。断熱材の施工と合わせて適切な換気経路を確保し、湿気が滞留しない構造を実現する必要があります。加えて、防腐・防カビ処理が施された木材の選定や、防湿シートの活用なども効果的です。木造はカビの影響を受けやすいため、施工前の段階から徹底した湿気対策を講じることが、長期的な耐久性と信頼性を確保する鍵となります。

    4-2. 鉄骨構造における結露と断熱対策
    鉄骨構造はカビの栄養源にはなりにくいものの、結露による湿気の蓄積が大きな問題となります。とくに鉄骨は外気温の影響を受けやすく、温度差によって梁や柱に結露が生じ、それが周辺の断熱材や石膏ボードなどに湿気を与えることで、間接的にカビの発生リスクが高まります。これを防ぐためには、鉄骨部に直接触れる内装仕上げ材との間に断熱材を挟み込み、「熱橋(ヒートブリッジ)」を避ける設計が求められます。

    また、鉄骨構造は気密性が高くなりやすいため、内部にこもった湿気を排出するための機械換気の配置や、結露を想定した局所的な断熱強化が重要です。天井裏や壁内の空気が停滞しやすい箇所には、通気スペースや点検口を設けるなど、後のメンテナンスや調査がしやすい工夫もカビ予防には有効です。鉄骨構造だからこそ見落とされがちな“結露起点のカビ”を未然に防ぐためには、断熱と換気の連携設計が不可欠です。

    4-3. コンクリート基礎の含水と乾燥遅延の管理方法
    コンクリート構造では、素材そのものにカビが繁殖することはありませんが、施工中に生じる「含水」や「乾燥不足」によって内部の湿気がこもり、結果的に仕上げ材や接着剤の裏側などにカビが発生することがあります。特に新築時には、コンクリートが硬化しても完全に乾燥するまでに時間がかかるため、仕上げ工程を急ぎすぎると湿気が閉じ込められる原因となります。

    そのため、床下や基礎部分においては、十分な乾燥期間を確保し、通気の確保や除湿機の使用によって内部の湿気を排出する工夫が必要です。また、基礎断熱を採用する場合は、断熱材とコンクリートの間に湿気が溜まりやすくなるため、防湿層の確実な施工と気密性の管理が求められます。コンクリート構造でも“乾燥と気密”が不十分であれば、カビの温床になりかねないという意識を持ち、計画的な施工管理を行うことが重要です。

    5. 現場で行うカビ診断・調査手法

    カビの問題は見えない場所で進行していることが多く、早期発見がトラブルを未然に防ぐ鍵になります。現場での調査や診断の方法を正しく理解しておくことで、的確な対応と責任ある施工が可能になります。ここでは、建築現場で実践できるカビ診断の代表的な手法を紹介します。

    5-1. MIST工法に基づく視覚・嗅覚・環境評価によるカビ診断
    MIST工法では、科学的な数値による検査だけでなく、「現場の状態を総合的に評価する」診断アプローチが重視されます。これは、カビの発生が見た目や臭い、さらには空間の湿度環境に深く関連しているためです。

    まず、視覚による診断では、天井裏・床下・押入れ内部・壁面の隅など、カビが好む「暗くて湿った場所」を中心に目視点検を行います。初期段階ではシミや変色、小さな黒点が見られ、進行すると表面に菌糸や粉状のカビが確認されます。

    次に、嗅覚による診断。現場に入った瞬間に感じるカビ特有の「カビ臭」や、こもった空気の不快感は、見えない部分にカビが存在する可能性を示すサインです。これらの感覚的評価は熟練者ほど鋭敏で、MIST工法を扱う専門業者では嗅覚診断の訓練も行われています。

    さらに、環境要因のチェックとして、湿度計や温湿度ロガーを使い、一定期間の室内湿度・温度をモニタリングすることも行われます。これにより、特定の時間帯や気象条件で湿気が滞留しているかを確認し、結露や通気不足の問題を特定できます。

    MIST工法では、診断を「即施策」に結びつけることが目的であり、現場のリアルな状況に即して柔軟に対応する総合診断が基本となっています。

    5-2. 空間湿度・結露状況の測定ポイント
    カビの発生には湿度が密接に関わるため、現場の空間湿度や結露状態を把握することは非常に重要です。基本的には温湿度計を用いて、施工中および完成後の室内環境を定期的に計測し、60%以上の湿度が継続していないかを確認します。また、赤外線サーモグラフィーを使えば、壁面や床下の温度差を可視化でき、結露が起きやすいポイントを特定することも可能です。

    さらに、床下や天井裏、壁内など通常は目視が難しい部位には、ファイバースコープやボアスコープを用いた視覚的調査も有効です。これによりカビや結露の発生箇所を早期に特定し、必要な対応を迅速に判断できます。診断の精度を上げることで、再発防止やクレーム対策にもつながり、施主への信頼度を高めることができます。

    6. 専門技術による除去工法と施工事例

    カビの除去は市販の洗剤や自己処理では根本解決につながらず、再発リスクが高い傾向にあります。とくに建築物の内部に根を張るカビは、表面的に拭き取っても素材の奥に胞子が残るため、専門的な除去工法が必要です。ここでは、安全性と効果の両立を図る最新技術「MIST工法」を中心に、除去手法と実例を紹介します。

    6-1. MIST工法®の技術概要と有効性
    MIST工法®は、こすらず・削らずにカビを除去する独自技術として開発されました。この工法の最大の特徴は、素材の奥深くにまで浸透する霧状の専用薬剤を使用し、カビの根まで確実に分解・死滅させる点にあります。薬剤は対象素材に合わせて水素イオン濃度(pH)を調整するため、木材やコンクリート、壁紙など多様な建材にも対応でき、素材を一切傷めません。

    また、施工時にはブラッシングや削り取りといった物理的な摩擦を必要としないため、歴史的建造物やデリケートな内装材にも安心して使用できます。さらにMIST専用薬剤は、各種安全性試験をクリアしており、子どもや高齢者の利用する施設にも適しています。カビを「除去するだけでなく、再発させない」という点において、非常に優れた信頼性を持つ技術です。

    6-2. 他社工法との比較ポイント(こすらない・素材保護)
    従来の除カビ工法は、塩素系薬剤を用いた強力な漂白や、物理的に削り取る方法が一般的でした。しかしこれらの方法は、カビの表面を一時的に取り除くだけで根本的な原因にはアプローチできません。また、強い薬剤による素材の変色・劣化、健康への悪影響などのリスクもあります。

    その点、MIST工法®は「根まで除去」「素材を守る」「人にやさしい」という3つの柱を持ち、施工後の再発率も非常に低いと評価されています。実際に、マンションの浴室天井や木造住宅の床下、倉庫の鉄骨梁など、素材の異なる現場で導入されており、どの事例においても再発を抑える効果が確認されています。さらに、施工後には防カビ処理を併用することで、長期的な安全性を確保することも可能です。

    7. 防カビ・抗菌処理と長期維持メカニズム

    カビの除去を行った後、最も重要なのは「再発させない環境をどう維持するか」です。多くのカビ対策は除去で終わってしまいますが、本当に安心できる空間を実現するためには、防カビ・抗菌処理による長期的なメンテナンス対策が欠かせません。ここでは、MIST工法を含めた防カビ処理の仕組みと、持続性を確保するための工夫について解説します。

    7-1. 霧状薬剤による浸透防カビ処理の原理
    MIST工法®では、除去処理の仕上げとして、霧状の防カビ専用剤を使用します。この防カビ剤は非常に微細な粒子で構成されており、素材の表面だけでなく、深部にまで浸透してカビの再発を防止します。カビの胞子は空気中に浮遊しており、除去後の無防備な状態では再び素材に付着して増殖する恐れがあります。霧状の処理により、空間全体に薬剤を行き渡らせることで、空中に漂う胞子にもアプローチできる点が大きな強みです。

    また、この防カビ処理は即効性と安全性を兼ね備えており、人が日常的に過ごす空間でも問題なく施工可能です。保育園・老人ホーム・病院など、衛生面に敏感な施設でも導入が進んでいます。防カビ処理は単なる「表面コーティング」ではなく、素材内部と空間全体にわたって防御層を形成する技術といえます。

    7-2. 空間全体への抗菌処理と空気質の改善策
    カビ対策においては、素材表面や内部の処理だけでなく、空間全体にわたる抗菌環境の形成も重要です。とくに、除去・防カビ処理を施した後も、空気中には微量のカビ胞子が浮遊しており、これらが再度壁や床に付着して発育する可能性があります。そのため、施工後には空気質の改善と継続的な抑制策を講じることで、空間レベルでの再発防止が実現します。

    MIST工法では、除去処理の最終段階で空気中のカビ胞子に作用する抗菌・抗カビミスト処理を実施します。この処理では、微細な霧状の薬剤が空間全体に行き渡り、空中に漂う胞子や細菌の細胞膜を破壊し、活動を抑制します。また、この薬剤は拡散後に自然に分解され、室内に残留しない安全性の高い設計となっているため、人が出入りする住空間でも安心して使用できます。

    さらに、空気質の改善を目的に、HEPAフィルター付きの空気清浄機や、湿度を一定に保つ加湿・除湿機の導入も推奨されます。これにより、空間内の浮遊物を常にコントロールできるようになり、目に見えないカビの再発防止にも効果が期待できます。空間全体への配慮が、より高レベルな防カビ環境をつくる鍵となります。

    8. 高気密・高断熱住宅におけるカビ対策実践例

    現代の省エネ住宅では、気密性や断熱性を高めることで快適な室内環境が実現されていますが、その一方で「湿気が逃げにくい」という弱点が生まれています。結果として、壁内結露や空気の滞留によりカビが発生するリスクが高くなるため、これらの住宅には特有のカビ対策が求められます。ここでは、設計から運用までの実践的な対策をご紹介します。

    8-1. 換気システムの設計と機器選定
    高気密住宅では自然換気がほとんど機能しないため、機械換気システムの性能と配置が室内環境を左右します。たとえば、第一種換気(給気・排気を機械で制御)を採用することで、外気の湿度や温度を調整しながら安定した空気の流れを維持できます。また、吸気口と排気口の位置関係を考慮し、「空気のよどみ」が発生しにくいレイアウトにすることも重要です。

    特に湿気が溜まりやすい浴室や脱衣所、収納スペースなどは排気強化ゾーンとして計画し、湿度センサー付きの排気ファンを導入することで、発生源から確実に湿気を排出できます。換気設計は断熱設計とセットで検討することが、住宅全体の健康環境を保つポイントとなります。

    8-2. 住まいのモニタリングとユーザー教育
    高気密住宅においては、住む人の生活習慣が環境に大きく影響を与えるため、湿度管理と換気の正しい使い方を理解してもらう工夫が必要です。たとえば、窓を開けての換気がかえって結露を招く場合や、加湿器の使い過ぎで湿度が過剰になるケースもあります。

    そのため、住宅完成時に「湿度計の設置」や「空気の流れを可視化する簡易な換気マップ」を提供し、日常的に湿気を意識してもらう取り組みが有効です。また、センサー付きのIoT機器を導入し、湿度や温度をスマホで確認できる仕組みを整えることで、住環境を“見える化”し、カビ予防の意識向上につなげることも可能です。設計や施工だけでなく、住まい手との連携も高気密住宅におけるカビ対策の重要な一環です。

    8-3. 定期点検とメンテナンスの重要性
    高気密・高断熱住宅では、設計段階での対策だけでなく、住み始めた後の定期点検と適切なメンテナンスがカビの再発を防ぐために不可欠です。いかに性能の高い構造を持つ建物であっても、時間の経過とともに換気設備のフィルター詰まりや、断熱材周辺の結露による劣化が進むことがあります。これらを放置してしまうと、気づかないうちにカビが発生・拡大してしまうリスクが高まります。

    定期点検では、湿度が溜まりやすい箇所(床下・壁内・天井裏など)を中心に目視や機器を使った調査を行い、結露・カビの兆候を早期に発見します。また、換気設備や給排気口の清掃、空調機器の動作確認なども定期的に実施することが望ましいです。さらに、必要に応じて簡易的な防カビ処理を施すことで、長期間にわたって快適な住環境を維持することができます。

    建築業者や管理会社としては、住まい手に対して定期点検プランや簡単なメンテナンスマニュアルを提供し、「予防」の視点を伝えることが信頼獲得にもつながります。カビ対策は一時的な処置ではなく、継続的な管理が成果を左右する“ライフサイクル対応”が求められる分野なのです。

    建築現場のカビ問題は「カビバスターズ大阪」および「カビ取リフォーム名古屋・東京」へ

    高気密・高断熱化が進む現代建築において、カビの発生は構造や内装の劣化を招くだけでなく、住まう人の健康や快適性に深刻な影響を与える重大な問題です。とくに引き渡し後に発覚するカビトラブルは、施工会社にとって信頼を失う原因ともなりかねません。そのようなリスクを回避し、建築品質を一層高めるためには、施工段階での徹底したカビ対策、そして万が一の発生時にも即座に対応できる体制が必要不可欠です。

    私たち**「カビバスターズ大阪」および「カビ取リフォーム名古屋・東京」では、これまで多くの住宅や商業施設、医療機関、さらには歴史的建造物に至るまで、さまざまな現場でのカビ除去・防止施工を手がけてまいりました。採用しているのは、素材を傷めずに根本からカビを分解・除去する、独自のMIST工法®**です。こすらず・削らず・煙のような霧状の専用薬剤が素材の奥深くまで浸透し、目に見えるカビはもちろん、目に見えない内部の菌糸まで徹底的に処理します。

    さらに除去後には、防カビ・抗菌処理を施すことで、施工後の空間に長期間カビが繁殖しにくい環境を作り上げます。防カビ剤は人体への安全性も高く、保育園・病院・高齢者施設といった場所でも安心して使用できる成分です。実際に、施工後1年以上再発が見られなかったケースも多数報告されており、その効果は多くの建築士や現場管理者の皆様からも高い評価を受けています。

    また、カビバスターズグループの強みは、現場診断から施工後のアフターフォローまで一貫対応ができる体制です。湿度測定や目視調査、状態に応じた報告書の作成までを標準サービスとし、顧客や元請業者への説明資料としても活用可能なエビデンスをご提供いたします。万が一の施工後のクレームにも迅速に対応可能な、信頼と実績に基づくサポート体制を整えております。

    西日本エリアで対応をご希望の方は「カビバスターズ大阪」、中部・関東エリアの方は「カビ取リフォーム名古屋・東京」が地域密着型で対応いたします。建築現場での不安な湿気やカビの問題に直面した際は、ぜひ私たちにご相談ください。ご相談から調査、施工、報告まで一貫して対応し、建物の価値と信頼を守る防カビのパートナーとして全力でサポートいたします。

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    一般社団法人微生物対策協会
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