カビが生える家の特徴
2023/01/17
カビが生えやすい住宅とは?湿気が溜まりやすい条件がそろっていたらご用心!
家の立地条件や環境によって左右されるカビ問題☆
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ代理店で「カビ取リフォーム」と「カビバスターズ大阪」を運営しております株式会社タイコウ建装岩下です。いつもホームページを見て頂き誠にありがとうございます。
いつもカビが発生せず安心安全に暮らせる住環境を提供するために日々邁進しているものです。
今回は、「カビが生えやすい住宅とは?湿気が溜まりやすい条件がそろっていたらご用心!」というお題でお話を進めてまいりたいと思います。
家のつくりや立地などによってカビが発生しやすい環境になってしまいます。
今回、夢のお家、そして寛げるはずの住環境でカビを発生させない為にもそしてカビの被害から家を守る為、また家族の健康被害を出さない為にもカビからさよなら。
目次
住宅においてカビが発生する条件は??
住環境を取り巻く微生物汚染☆
住宅においてカビが発生する条件とは??
この地球上に自然に存在している空気中には、必ずカビの胞子(種)や菌糸(根)の一部が浮遊しています。その数は1㎥あたり700個~1700個飛んでいるといわれています。その胞子(種)をどのくらい吸い込んでいるのでしょうか?
季節によりカビの胞子が飛んでいる量も多少前後しますが1日約1万3千cfuで年間約240万cfu体内に入ってきているといわれています。
カビの胞子(種)はありとあらゆる場所に存在していて、カビは日常生活の中で呼吸と共に吸い込む代表的なアレルゲンとしても有名です。そしてそんなカビの胞子が住宅内で発育する4つの条件があります。
1.空気 酸素を必要とします。
2.水分 相対湿度70%以上
3.温度 20℃~30℃
4.栄養 有機物や埃などをエサにしております。
この4つの条件がすべて揃い、3日~5日するとカビは人間の目でも見えるコロニー(群衆)を形成してきます。
※例えばですが500円玉の大きさのカビのコロニー(群衆)には、胞子の数が50億個あるといわれています。
そして1週間くらいで胞子を空気中に放出して空気中に漂い始めます。そうするとどんどんいろいろなお部屋や場所で条件が揃うとカビが発育して家中がカビだらけになってきます。
カビが生えやすい住宅の特徴は??
カビの胞子は常に空気中に浮遊菌として漂っています。そこでなぜカビが生えやすい住宅とカビが生えにくい住宅別れるのでしょうか?
これからカビが生えやすい住宅の特徴を解説していきます。
低層階にある。
マンションやアパートなどの低層階は、カビが発生しやすい環境が整いやすいです。例えばですが湿気が多く含まれている空気は乾いた空気よりも比重が重い為、低い位置に溜まりやすいです。そして、低層階は防犯上などの都合から植木や塀などがある為上階に比べどうしても空気循環が悪くなる傾向があります。そしてそのような障害物がある為上階に比べ日当たりも悪くなるため、カビが生える環境ができやすくなります。
結露しやすい。
建物の壁や窓やサッシ周辺が結露しやすい住宅は、カビが発生しやすい住宅になってきます。結露はほかのブログでも言いましたが外気と室内の温度差によって空気中の水分が水滴になる現象です。そして外気と内気の温度差が大きいほど冷たくなった場所に水滴が出てきます。特に近年の住宅は気密性能をあげて高気密高断熱やZEHの住宅では、夏場にも結露が起き大量にカビが発生しております。
風通しが悪い
カビを発生させないようにするには、換気を行い、室内に溜まった湿気を室外に放出する必要性があります。換気を十分行えるよう吸気と排気のバランスを考え、通気しにくい場所はサーキュレーターなどを効果的に活用し空気の流れを作り換気を十分できるよう心掛けましょう!
住環境でカビが生えやすい場所は??
住環境では湿気が溜まりやすいお部屋があり、カビを防ぐにはそれぞれ適した方法があります。カビが発生しやすい場所と原因について解説させていただきます。
寝室
寝室は、住宅の中でもっとも時間を過ごしている場所の1つです。人間が寝ている間に汗などの水分を約300ccは空気中に水蒸気として放出しております。そして寝具やマットレスなどはその水分を吸収しています。そんな寝室ですので布団を定期的に干したり、掃除などして換気を怠れば湿気の逃げ場がない為カビが発生してしまうこともよくあります。
そして寝室の窓やサッシなどはほかのお部屋に比べ結露しやすい環境になっています。
日頃より換気・通気をおこない掃除などもこまめにし寝具を天日干しなどしてカビが発生しないように心がけていきましょう!
和室
和室は、畳や柱などに使用されている木材や壁に使われている塗り壁など天然素材を使用している為他のお部屋の建材と比べ調湿効果が高い建材を使用しております。ですので、空気中の湿気を多く吸収しますので含水率が上がりやすくなります。
そして近年では和室の使用頻度も少なくなり閉めっぱなしにされている場合もよくあると思います。
和室も定期的にお掃除や通気・換気を心がけ安心安全に使用できるようこころがけていきましょう。
水廻り
住宅の中でも、お風呂やキッチン、洗面所、トイレなどの水廻りは元々水蒸気をほかのお部屋に比べ出しやすい環境ですし水を使うことで汚れも多くなってきます。その汚れや水分をエサにカビが大繁殖しやすい環境が整いやすいです。
一年中カビが発生しやすい環境が揃っている水廻りですのでこまめに乾燥をさせるように換気と通気そしてこまめな掃除を心がけ衛生的に使用していくことを心がけてください。
収納スペース
クローゼットや押入れや収納庫などは、基本的に扉を閉め切っている状態がほとんどです。そのため空気が溜まりやすくそして収納物を多く詰め込むことで、換気と通気が出来ない状態になりやすいです。衣類など使用したままクローゼットにおいていたりし湿気を溜めやすい環境になりやすいです。収納スペースも定期的に換気・通気をおこない、定期的にお掃除もしてあげてください。
空気がよどみやすい場所はサーキュレーターなどを使用し有効的に通気を行うなどしてカビが発生しないように心がけていきましょう。
家具や大型家電の裏側
大型の家具や家電の裏側などは一度設置をしたら移動しにくく掃除などできない環境です。出来るだけ壁から離しておくようにして、通気出来るようにしてください。出来れば3~5㎝以上離しておくと空気のよどみが出来にくくなります。
そして家電などは静電気を起こしやすいのでほこりなどが溜まらないようにこまめにお掃除してください。
住宅にカビが生えないようにするには?
一度住宅にカビが発生してしまうとカビは微生物なので目で見る事が出来ません。そして空気中を胞子が漂いいろいろなお部屋で条件が揃うと繁殖し数を増やしていきます。
だから根絶するには、専門業者が必要です。
ですのでカビが生えないように日頃から心がけて頂きたいです。
一番最初に開設させていただきました4つの条件が揃わないようにすればカビは発生しません。そして住環境で管理できるのが水分(湿気)を管理することでしかカビの発生を止めることはできません。
ですから、日頃より湿気対策をこまめに行い、空気中にハウスダストなどと一緒にいるカビの胞子を出来るだけ少なくするように換気や通気そしてお掃除を日頃よりして清潔で上質な空気質を安定させることを心がけていきましょう。
今現在では、新型コロナウイルス流行などの影響で設備関係も充実してきています。新しい設備や環境改善で楽で安心安全な空気質も提供できるようになってきましたのでリフォームなどをお考えの方は何なりとご相談くださいますようよろしくお願いいたします。
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