黒カビの発生原因と除去法
2023/02/14
黒カビの発生原因と除去法
発生場所に合わせた掃除と予防法
おはようございます。いつもブログを見て頂きましてありがとうございます。
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ代理店「カビ取リフォーム」「カビバスターズ大阪」を運営しております㈱タイコウ建装岩下です。
「黒カビ」を見かけると不快な気分になりますよね。美観を損なうだけでなく、素材を傷めるカビ!そして放置し続けると大きくなり、増殖を続けるカビ!長期にわたり大量のカビの胞子を吸い続けるとアレルギーなどの病気の原因にもなってしまいます。
「どうして黒カビが発生してしまうの?」「黒カビを根こそぎ除去したい!」「黒カビの増殖を止めたい」などという方の為にも、発生原因から除去法、予防法などを解説していきたいと思います。
掃除と予防を日頃からおこない、安心安全な住環境を実現しアレルギーを起こさない上質な空気質を目指しましょう!
それでは、「黒カビの発生原因と除去法」について解説していきますので最後まで読んでいただき、安心安全な住環境を!
黒カビとは??
カビといえば黒カビ??
皆さん、「黒カビ」って何でしょう??「黒カビ」とか「赤カビ」や「青かび」等見た目の色で判断されていますが、正式名称ではなく俗語で皆さん表現しております。カビ=真菌でカビも俗語で正式には真菌と呼ばれ、微生物の仲間です。微生物とは、人間の肉眼で見る事の出来ない生物を微生物といいます。
そして、「カビ(真菌)は微生物なので人間の目では見えないのに何でカビは見えるの??」と思われますが、黒く反転など出来ているカビは、コロニーといわれるカビの群衆です。そして500円玉の大きさで50億個のカビの胞子があるとされていますので、カビが肉眼で見えるようになると、カビの群衆のコロニーになっており、大量のカビの胞子が肉眼で見えています。
そんなカビですが、住環境においていろいろな場所に発生し人間の住環境をも脅かしています。
「黒カビ」って??に戻りますが「黒カビ」は、代表的なカビで正式名称は、クラドスポリウムというカビの1種です。
そしてカビ(真菌)の種類は8万種~10万種あり、黒く見えるカビも無数にありますので同定検査にて種別を特定しない限り、肉眼で見てるだけでは解りません。顕微鏡を使い、菌糸や胞子の形から判別していきます。
そんな黒カビですがお風呂などの水廻りや壁紙、窓やサッシ廻りなど住環境において様々な場所に発生するカビの1種です。キノコや酵母などと同じ真菌類に属しており、菌糸や胞子から構成されております。
黒カビだけに限らず、カビは、普段から空気中に浮遊菌として空気中に漂っております。大体ですが、1㎥の空気に対し700~1700個のカビの胞子が飛んでいるとされております。
そしてカビの胞子はあらゆるものに付着し条件が揃えば発育し増殖を続けていきます。
黒カビは素材の深部まで根を張り増殖していきます。そのためカビは、表面をこすったりしても根っこまで取れない為再発を繰り返し、「すぐカビが生えてくる」や「いつも同じ場所に生える」などいわれております。
黒カビが発生する原因とは??
住環境においてカビが発育する条件
どれだけ掃除や換気・通気を徹底しても、空気1㎥の中には必ずカビの胞子があります。しかしカビの胞子があるだけではカビは発育・増殖することが出来ません。そして地球上において皆さんが呼吸している限り必ずカビの胞子を吸い続けています。そんな黒カビやカビですのである程度の量とは共存共栄していかなくてはならない存在ですが、カビを増やすことは住環境において悪影響です。
黒カビやカビが住環境において発育する4大条件とは??
1.温度:20~30℃
2.水分:相対湿度70%以上
3.栄養:有機物全般。皮脂や髪の毛、ホコリなど
4.酸素:人間が必要している量よりはるかに少ない量
これらの4つの条件が揃うことで黒カビやカビは活発に発育し増殖していきます。
カビの原因菌が成長し我々人間の肉眼で見える黒カビに成長していきます。例えばお風呂や洗面、トイレ、エアコン内部などは、住環境の中でも条件を満たしやすい環境と言えるでしょう。
放置していると人体にも悪影響??
黒カビやその他のカビは、直接人体に悪影響を与えないものもいますが、大概のものが住環境において長期間大量に吸い続けたり触れ続けることで、人体に悪影響を与える事があります。人それぞれの抵抗力にもよりますので一概には言えませんが、高気密高断熱住宅やマンションなどの気密性能が高い住宅においては近年アレルギーや喘息の増加で社会問題化してきております。
健康被害が起きる前に、健康被害を防ぐためにも、黒カビを発見したらなるべく早急に除去し対策をしていきましょう!
黒カビが発生しやすい場所と対策方法
黒カビは繁殖力が高い為すぐに発生してしまう。
先ほど住環境においてカビの4大発育条件を言いましたが、温度・水分・栄養・酸素の4つの条件が整えば黒カビは家のいたる場所でも発生し増殖していきます。特に風呂場・壁紙(クロス)・洗面・トイレ・洗濯機・エアコン・窓・サッシ・ゴムパッキン・カーテン・衣類などどこにでも生えますがとりあえずこれらの場所に適した掃除方法やカビ予防などを知り、黒カビに悩まなくていい状況を手に入れて予防していきましょう。
■風呂
黒カビが住環境で発生し増殖する場所で№1の場所です。お風呂の壁や床は皮脂や洗剤などの汚れが栄養源となり常に湯気などの水蒸気がある為、黒カビの繁殖場所にはもってこいの場所です。お風呂場は、特に天井は気を付けていないといけない場所です。天井に黒カビが発生しているのを放置すると落下菌によって黒カビが大量発生す場合が多く除カビしにくい場所でもありますので天井にカビが発生する前にカビ対策をおこない、予防を心がけていきましょう!
お風呂場は、定期的にお掃除をして、黒カビを発見したら早期に市販のカビ取り剤で除カビしましょう。
黒く見えている場所の周りも除カビし見えない黒カビも退治しておきましょう。
■壁紙(クロス)
部屋の壁紙(クロス)にも黒カビは発生します。部屋の換気・通気不足や室内外の温度差の結露が原因で室内の湿度が高くなり黒カビが発生しどんどん増殖していきます。
壁紙(クロス)の素材を傷めないで黒カビを除去する方法は、洗剤や重曹とクエン酸を使っての掃除が効果的です。それでも取れないカビは、カビ取り剤などを使用すると壁紙を傷めたり漂泊することがありますが、カビ取り剤を水で2~3倍薄めて除カビ剤を吹きかけウエスなどでふき取るときれいに取れますが、壁紙の種類によっては傷める結果になりますので見えない場所で試してから使用してください。
■洗面・トイレ
洗面やトイレも同様に常に水が存在します。湿気が発生しやすいですし、栄養分も多くあることから黒カビが発生しやすいです。黒カビを発見したら早めにカビ取り剤を使用し除カビをおこなって下さい。
■洗濯機
洗濯機は使用後に水気が残り、湿気が高い環境になりやすいです。洗濯槽内部は黒カビが多く潜んでいますし、せっかく綺麗にした衣服が黒カビの胞子だらけになってしまいます。そんなことは避けたいですので、定期的にお洗濯槽クリーナーなどを使用し洗濯槽を洗いカビ取り・カビ予防を心がけ衛生的にしましょう。
洗濯終了後は洗濯槽の蓋は開けて湿気対策もお忘れないようにして下さい!
■エアコン
エアコンは、特に夏場の冷房を使用する際に内部の冷媒関係に結露が起き、水分を放出しています。
日々のフィルター清掃はもちろんこまめにしていただき、冷房使用後は、送風などを使用し内部を乾燥させることも心がけましょう。
定期的にエアコンクリーナーを使いエアコン内部の洗浄もおこないましょう。
■窓・サッシ・ゴムパッキン
窓やサッシ、ゴムパッキンなど冬場には結露が発生しやすい環境になり黒カビが発生しやすい環境になります。結露を放置するのではなく、結露を見つければふき取ることや窓やサッシの結露対策グッツなど使用し結露を起きにくくしたり換気や通気をおこない、結露で湿気を帯びたところを乾かしたり湿気を外に放出しましょう。
■カーテン
窓やサッシ廻りの結露や湿気がカーテンにうつり黒カビが発生する可能性が高くなります。梅雨時期や冬場の結露が多く起きる時期は特に注意が必要です。定期的にカーテンなどは漂白剤を使い洗濯したり、濡れている場合は換気や通気で湿気を外に放出することを心がけましょう。
■衣類
衣類には、白カビと黒カビの2種類が発生しやすいです。衣類は使用後に放置したりしていると、汗や皮脂の栄養と水分でカビが発生しやすい環境になってしまいます。クローゼットなどにしまう前にホコリ除去し水分も干すなどして取り除いてからしまう事を心がけましょう。
黒カビを予防する習慣を
日頃からカビ対策をしていれば安心!
黒カビから住環境を守ることで大切なことを解説します。
●こまめな換気や通気をおこなう!
朝起きたら換気と通気をおこない、湿気を外に放出!
家の中で対角線上に一番長い距離の窓を開け、クローゼットや押入れなどの窓も開け換気を10分程度行ってください。そして家具や家電の裏側などやクローゼット内など空気が滞留しやすい場所はサーキュレーターや換気扇を使い通気をおこない、家中の空気を入れ替える事を心がけ安心安全な空気質を保ちましょう!
●定期的に清掃!
定期的に、家の中のホコリや髪の毛、皮脂などを住環境から排除し黒カビの栄養源を出来るだけ少なくしましょう!栄養分が多くあれば黒カビが繁殖しやすいです。衛生的で過ごしやすい環境を整えるよう心掛けてより良い住空間を維持していきましょう!
●黒カビを見つけたらすぐにカビ取りを!
黒カビが、繁殖力が高い為、少しでも発生していることを発見したら早めに除カビして増やさないようにしていきましょう。そして黒カビが発生した場所はカビが繁殖しやすい環境になっていることが多い為、環境改善をおこない、カビが再発しないようカビ対策とカビ予防をおこないましょう。
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