大阪市における床下カビの実態と対策:湿気がもたらす健康と住宅への影響
2025/04/06
大阪市における床下カビの実態と対策:湿気がもたらす健康と住宅への影響
高湿度環境が引き起こす床下カビの原因、影響、そして効果的な防止策
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は大阪市のカビ問題、特に床下のカビについて掘り下げてみようと思います。
大阪市は高い湿度と都市部特有の環境により、住宅の床下にカビが発生しやすい状況にあります。床下のカビは建物の耐久性を損なうだけでなく、住民の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。本稿では、大阪市における床下カビの実態、その原因、影響、そして効果的な対策について詳しく解説します。
大阪市の気候と床下カビの関係
大阪市は海と山に挟まれた地形であり、湿度が高くなりがち
大阪市の気候と床下カビの関係
大阪市は日本の中でも比較的温暖で湿度の高い地域に位置しています。この気候特性は、住宅の床下にカビが発生しやすい要因と深く関係しています。ここでは、大阪市の気候とカビの繁殖環境との関連性を詳しく見ていきましょう。
1. 高温多湿な気候条件
大阪市は、年間を通じて平均湿度が70%前後と高く、特に**梅雨時期(6月〜7月)や夏季(7月〜9月)**には、湿度が80~90%に達することもあります。
このような環境では、以下のようなカビの繁殖条件が整いやすくなります:
温度:20~30℃
湿度:70%以上
栄養分(木材・ホコリ・有機物など)
空気の滞留(換気不足)
これらの条件がそろった床下は、まさにカビの「温床」となります。
2. 地形と都市構造による湿気の滞留
大阪市は海に面しており、また河川も多いため地盤が低く湿気が溜まりやすい傾向があります。とくに湾岸エリアや旧河川沿いの地域では、地下水位も高く、床下が常にジメジメした状態になることも珍しくありません。
また、大阪市内は住宅が密集している都市型住宅地が多いため、風通しが悪く、床下に外気が流れにくいという問題もあります。
3. 年間降水量とカビ発生のタイミング
大阪市の年間降水量は約1,300〜1,500mmで、特に6月の梅雨から9月の台風シーズンにかけて集中します。この時期には:
地面が水を多く含む
空気中の湿度が高まる
床下の換気が不十分だと湿気が溜まる
結果として、7月〜9月にかけて床下にカビが最も発生しやすくなるのです。
4. 冬季の結露とカビ
意外と見落とされがちですが、大阪の冬は寒暖差による結露も問題です。
暖房で暖まった室内と冷えた床下の温度差により、床下の断熱材や木材に結露が発生
この結露が乾かずに残り、カビの栄養源となる
結果として、冬季も床下カビが成長・維持される
つまり、大阪市の床下は一年を通してカビリスクが高い環境なのです。
5. 気候変動と異常気象による影響
近年では地球温暖化の影響もあり、大阪市内でも短期間で激しい雨が降る「ゲリラ豪雨」や、高湿度が長期間続く異常気象が増えています。これにより、
地盤が水を含みやすくなる
床下が完全に乾燥する時間が短くなる
カビの発生サイクルが早まる
といった問題が顕在化しています。
床下カビの主な原因
湿度が高いとカビ生えます
1. 湿気の滞留(通気不足)
● 原因の概要:
床下空間に湿気がこもることで、カビが繁殖する条件が整います。湿度が70%を超えると、カビの胞子が活性化し、木材や断熱材に根を張ります。
● 具体的な原因:
通気口が小さい・塞がれている
建物が密集した市街地で風通しが悪い(大阪市に多いケース)
ベタ基礎や基礎断熱住宅で換気設計が不十分
物置などで床下の一部が完全に密閉されている
● 補足:
特に近年の「高気密・高断熱住宅」は、冬場の省エネ性能が高い反面、床下の湿気が抜けにくい傾向があり、対策を講じないとカビの温床になりやすいです。
2. 地面や基礎からの湿気(地中からの水分蒸発)
● 原因の概要:
床下は基本的に土壌が露出しているか、薄い防湿層しかないケースが多く、地中の水分が蒸発して床下全体に広がることがあります。
● 発生しやすい状況:
雨水の浸透が早い砂質地盤(大阪の一部沿岸部)
雨天後も床下が乾きにくい粘土質の地盤(内陸エリア)
地盤が低く、水はけが悪い
防湿シート未施工 or 劣化
● 補足:
地面からの水分は目に見えないため見逃されがちですが、防湿対策をしていない床下では常に「加湿器が回っている」ような状態になることもあります。
3. 新築時の水分残留・施工不良
● 原因の概要:
住宅建築中に発生する「建材の水分」や「雨水」が十分に乾燥しないまま工事が進むと、初期状態で湿気を多く含んだ床下になってしまいます。
● よくあるケース:
コンクリート基礎の乾燥不十分(養生不足)
雨の日に基礎・構造材が濡れた状態で施工
断熱材に雨水が染み込んだまま密閉
木材が完全乾燥する前にフローリングを施工
● 補足:
特に建売住宅など、短工期で建てられた物件に多く見られる問題です。見た目ではわかりづらく、入居後にカビ臭さで気づくケースが多いです。
4. 配管の水漏れ・結露
● 原因の概要:
給排水管やエアコンのドレンホースなどからの水漏れ、または冬場の結露によって床下が常に湿った状態になります。
● 具体的な発生箇所:
浴室・洗面所・キッチン下の給排水管
エコキュートや温水暖房システムの配管
エアコンのドレン管(床下を通している場合)
● 補足:
水漏れがあると、ピンポイントでカビが異常繁殖しているケースがよく見られます。放置すると、床下材の腐朽や白蟻(しろあり)被害にもつながるので要注意です。
5. 結露による局所的な湿気
● 原因の概要:
温かい空気と冷たい空気がぶつかる場所では結露が発生し、その水滴が断熱材や木材を濡らしてカビの原因になります。
● 発生しやすい条件:
冬の床下と室内の温度差が大きい
外気が床下に流れ込み、急激に冷える
基礎断熱住宅で断熱不良がある
● 補足:
目に見えない「冬場の湿気トラブル」として、非常に多く見られるのがこのタイプの結露カビです。見た目は乾いていても、断熱材の中はびしょびしょということも…。
6. ホコリ・有機物の堆積
● 原因の概要:
カビは湿気だけでなく、「栄養」も必要とします。床下にホコリ・木くず・断熱材の屑・落ち葉などが溜まっていると、カビの栄養源になります。
● よくある状況:
施工時の掃除が不十分
小動物や虫の死骸
風で入り込む落ち葉・ゴミ
● 補足:
掃除されない床下はカビにとって「食料が豊富で湿度も高い快適空間」になってしまいます。
効果的な床下カビ対策
効果的にカビ対策をして、根本から解決!
1. 【湿気を遮断】防湿シート・防湿コンクリートの設置
● 目的:
地面から上がってくる湿気をシャットアウトすることで、カビが好む高湿度環境を根本的に防ぐ。
● 対策方法:
防湿シート(ポリエチレン製)を敷設:厚さ0.2mm以上がおすすめ
隙間なく全面をカバーし、基礎との隙間はシーリング処理する
さらに防湿コンクリート(ベタ基礎補強)を施工すれば、長期耐久性も◎
● ポイント:
地盤からの水蒸気が原因の床下湿気に効果大
新築時だけでなく、既存住宅にも後施工可能
2. 【空気を動かす】床下換気・強制換気システムの導入
● 目的:
床下の空気を常に循環させることで、湿気が滞留しない環境を作る
● 対策方法:
基礎パッキン工法(自然換気)
床下換気口の設置・増設
強制換気ファン(床下換気扇)の導入
● ポイント:
古い住宅(昭和〜平成初期)は換気口が小さく、通気が不十分なことが多い
換気扇はタイマーで湿度が高い時間帯だけ作動させると経済的
3. 【カビの除去と再発防止】MIST工法・防カビ剤処理
● MIST工法とは:
微粒子ミスト状にした薬剤を噴霧することで、構造材の奥深くまで浸透し、カビ菌を死滅させる専門的なカビ除去技術。
● 特徴:
木材や断熱材を傷めずに除去可能
人体やペットにもやさしい薬剤を使用
同時に防カビコーティングも施工可
● 対象箇所:
根太、大引、土台などの構造材
断熱材、基礎面、地面周辺
● ポイント:
一度発生したカビには家庭用薬剤や拭き取りでは不十分
専門業者による処理+防カビ処理で再発リスクを大幅に低減
4. 【断熱性能の見直し】結露を防ぐための断熱改善
● 目的:
冬場に床下と室内の温度差が生まれないようにすることで、結露→カビの連鎖を防ぐ
● 対策方法:
断熱材を適切な場所(床裏・基礎)に再配置または交換
気流止め施工(床下と室内の空気が混ざらないように)
● ポイント:
大阪の冬は冷え込みがあるため、室内の暖気との温度差が結露を引き起こす
結露の発生箇所をサーモカメラ等で調査してから断熱材を最適配置すると効果的
5. 【水漏れチェック】配管や設備の定期点検
● 目的:
床下で発生する給排水の漏れやドレンの結露水が原因の湿気を早期に発見
● 点検ポイント:
キッチン・浴室・洗面・トイレまわりの配管
エアコンのドレンホース(床下を通っている場合)
給湯器や温水床暖房の循環配管
● 対策方法:
定期的な目視・点検(半年〜1年ごと)
異臭、湿気、配管の水滴・濡れを見逃さない
必要に応じて防水トレーや断熱保護施工を追加
6. 【清掃と衛生管理】ホコリ・落ち葉・有機物を除去
● 目的:
カビの“栄養源”となるホコリ・ゴミ・虫の死骸などを排除し、菌の増殖サイクルを断ち切る
● 対策方法:
施工時・点検時にホコリやゴミを清掃
基礎の隙間から落ち葉や虫が侵入しないように金網やフィルターを設置
ペットボトルなどのゴミが入り込んでいる例もあり、定期点検が効果的
MIST工法とは?
“家を壊さずに、根こそぎカビを除去する画期的な工法"
MIST工法の基本
MIST工法とは、カビ除去用の薬剤を微細なミスト状(超微粒子レベル)にして噴霧し、建材内部にまで浸透させることで、
目に見えないカビの菌糸まで確実に除去&防止する最先端の除カビ技術です。
主に床下や壁内などの「密閉空間」や「通風が困難な場所」でのカビ対策に使われ、住宅・マンション・病院・保育園・店舗などで広く活用されています。
“ミスト”にする理由=「浸透力」が段違い
カビは、表面だけでなく木材や断熱材の“内部”に菌糸を伸ばして根を張ります。
普通のスプレーや拭き掃除では、
表面のカビは取れても、
見えない内部の菌はそのまま残って、
数週間後に再発…という悪循環。
ミスト化のメリット:
特徴解説
超微粒子化(平均粒径1〜5μm)霧が素材の奥まで入り込み、カビ菌に直接届く
細部まで拡散隅や裏面、構造の隙間にも届く
密着性が高い霧がゆっくり漂いながら接着するため、効率的に浸透
いわば、煙のように入り込み、液体のように除去するハイブリッド技術です。
使用薬剤の種類と安全性
MIST工法では、住宅用として人体に優しく素材に負担をかけない薬剤を使用します。
一般的に使われる薬剤の特徴:
非塩素系・非アルコール系:強い刺激臭なし。素材を傷めず、安全。
抗菌性+抗酸化性+防カビ性:除菌した後にコーティングされ、再発を防ぐ。
医療・食品業界でも使用されるグレード:高い安全基準を満たす。
成分例(一部):
イソチアゾリノン系抗菌剤
銀イオン系防カビ剤
天然植物由来の精油成分を含む低刺激型もあり
※使用薬剤は業者によって異なりますが、カビ菌の細胞膜を破壊し、繁殖を抑える作用を持ちます。
対象となる建材・部位
MIST工法は、素材を選ばず幅広く対応できるのも特徴の一つです。
素材対応可否備考
木材(根太・大引・土台)◎深部まで浸透しやすい
断熱材(グラスウール・ウレタン)◎表面+内部への浸透が可能
コンクリート基礎◯表面処理+防カビ仕上げ
配管・金属部材◯錆びない処方で対応可
床下・壁内・天井裏・押し入れ・小屋裏など、通気の悪い場所に最適。
MIST工法の手順と施工構造
以下は標準的なMIST工法の流れです:
事前調査・カビ菌チェック └ カビの種類・発生範囲・素材の状態を確認
└ 必要に応じて空気中の菌数測定も実施
養生作業 └ 薬剤が不要な部分に飛散しないよう、丁寧にカバー
ミスト噴霧処理(除カビ) └ ミストマシンで薬剤を均一に床下全体へ拡散
防カビ処理(コーティング) └ カビ菌の再発防止のため、耐久性のある防カビ剤を上塗り施工
換気・乾燥 └ 十分な乾燥と排気処理を行い、湿度・臭気を残さない
施工完了・報告 └ 施工前後の写真、数値データ、使用薬剤の詳細などを報告書で提示
MIST工法が効果を発揮するカビ症状
MIST工法が効果を発揮するカビ症状【症状別に詳しく解説】
① 黒カビ(クロカビ)|木材が黒く変色している
症状の特徴:
床下の**根太(ねだ)や大引(おおびき)**などの木材表面に、黒いシミ状の斑点
手で触るとザラザラしていて、色が落ちにくい
梅雨〜夏にかけて広がりやすい
原因:
湿度70%以上の状態が長く続いた木材表面に、「クラドスポリウム属」などの黒カビが定着
木材内部まで菌糸が入り込んでおり、表面だけ除去しても再発する
MIST工法の効果:
ミスト化した薬剤が菌糸の根まで浸透し、完全除去
木材表面の着色もある程度除去できるケースあり
仕上げに防カビコーティングすることで再発防止
② 白カビ|ふわふわとした綿状のカビが出ている
症状の特徴:
木材の継ぎ目や断熱材の表面に白っぽいモコモコした綿のような物質
触ると粉のように崩れる
特に断熱材(グラスウールなど)でよく見られる
原因:
通気不良や地面からの湿気によって、「ペニシリウム属」「ムコール属」などの白カビが発生
床下の温度差による結露も関係
MIST工法の効果:
ミストが断熱材の繊維の中まで入り込むため、素材を剥がさずに除去できるケースも多数
再発防止剤のコーティングで再び白カビが出にくい環境をつくる
除去が難しい場合は断熱材交換+MIST併用も可能
③ カビ臭(カビくさいにおい)|床下から室内にこもる異臭
症状の特徴:
室内にいると「古い押入れのようなにおい」「酸っぱいような湿ったにおい」がする
クローゼットや押し入れ、1階の床面で特に強く感じる
原因:
カビ菌が代謝するときに出すMVOC(微量揮発性有機化合物)が原因
目に見えないカビでもニオイ成分だけが拡散している状態
MIST工法の効果:
床下全体にミストを噴霧することで、隠れたカビの元をまるごと除菌
MVOCを中和するタイプの薬剤を使用することもあり
防臭効果・空間除菌効果も期待できる
④ カビ+結露|床下断熱材や基礎に水滴+カビ
症状の特徴:
冬場に床下をのぞくと、断熱材や基礎表面に結露+カビ
グラスウールやスタイロフォームが濡れている
床が冷たくなる(断熱機能低下)
原因:
室内と床下の温度差による結露
特に気密性の高い住宅・基礎断熱の家で多い
結露が湿度を高め、そこにカビが定着する悪循環
MIST工法の効果:
結露水の乾燥処理後に、断熱材・木材の深部まで除菌
カビ再発を抑える耐水・抗菌コーティング
状況により**断熱材の見直し(併用工事)**もおすすめ
⑤ 湿気で木材がぬるつく・柔らかくなっている
症状の特徴:
床下の木材が柔らかくなっている、カビ臭とともにヌルヌルする
木槌で軽く叩くと鈍い音、腐朽が進んでいる
原因:
カビだけでなく腐朽菌(ラミノサ菌など)との混合発生
高湿度が長く続いたため、建材が劣化し始めている
MIST工法の効果:
腐朽菌にも効果のある薬剤を使えば腐朽の進行を抑制可能
構造補強や木材交換と併用することで総合リフォーム
将来的な白蟻対策との相乗効果も期待できる
⑥ アレルギー・咳・体調不良などの症状
症状の特徴:
家にいると咳・くしゃみ・目のかゆみ・頭痛などが出る
引っ越し前は無症状だったのに、住み始めてから体調が悪化
原因:
カビの胞子・菌体成分が空気中に浮遊している(特に床下のカビが原因)
MVOC(カビのにおい成分)もシックハウス症候群の一因
MIST工法の効果:
室内にまで浮遊しているカビ由来物質を根本から除去
床下のカビを一掃すれば、室内空気の質(IAQ)改善に直結
家族の健康被害を防ぐためにも、早めの対応が効果的
MIST工法の特徴とメリット
1. 微粒子ミストがカビの奥深くまで届く
通常のカビ除去は、表面だけを拭き取る“対処療法”にすぎません。しかしカビは素材内部に根(菌糸)を張って繁殖しているため、奥に残った菌が再発の原因になります。
MIST工法では、薬剤をナノレベルの霧状にし、カビが潜んでいる木材や断熱材の“奥”まで浸透させて殺菌します。
2. 建材を傷めない&無臭で安全な薬剤使用
使用薬剤は非塩素系・非アルコール系
木材や金属を腐食させる心配がなく、施工後も刺激臭ゼロ
ペットや小さなお子様がいても安心して施工可能
※一部の業者では食品工場や病院でも使用されている薬剤がベースになっています。
3. 同時に防カビ処理が可能(再発防止)
MIST工法は除菌だけで終わりません。防カビコーティング剤を同時に施工することで、数年単位でカビの再発を抑える効果が得られます。
これにより、湿気が多い地域(大阪市など)でも、長期的に清潔な床下環境を維持できます。
4. 施工は1日~2日で完了、工事不要
基本的に家を壊す必要なし
床下点検口から機材を入れて噴霧するだけ
築年数や状況にもよるが、1〜2日で施工完了
工事騒音や粉塵が出ないため、居住中の施工も可能
5. 施工前後の写真+菌数測定で安心
信頼できる施工業者であれば、以下のような報告を出してくれます:
施工前後のカビ発生状況写真
空気中の菌数測定結果(施工後の清浄度確認)
使用薬剤や施工範囲の詳細報告書
「見えない部分だからこそ、可視化された報告が安心材料」となります。
MIST工法でカビ除去した“その後”の暮らし【実態レポート】
MIST工法でカビを除去したお客様からの様子をお伝えします
【ケース1】カビ臭が消えて、来客時の不安がなくなった
● 施工前の悩み:
「1階のリビングに入ると、なんだかカビ臭い空気がこもっていて、友人を家に呼ぶのがちょっと恥ずかしかったんです」
● MIST工法後の変化:
除去+防カビ処理から1週間以内にニオイが完全に消えた
布製ソファやカーテンに移っていた臭いも洗濯と換気で解消
「空気が軽くなった感じがする」と家族も実感
● その後の暮らし:
気兼ねなく来客を迎えられるようになり、家で過ごす時間が増えた
加湿器の使い方や換気の意識も変わって、住環境に前より敏感になった
【ケース2】子どもの咳が止まり、夜もぐっすり眠れるように
● 施工前の悩み:
「小学生の子が冬になると咳が止まらず、寝付きも悪かったんです。アレルギー検査では“カビ反応がやや強い”との結果が…」
● MIST工法後の変化:
床下からのカビ臭・MVOCの拡散がなくなった
室内空気がクリーンになり、咳や鼻水が劇的に改善
子ども自身が「なんか空気が気持ちいい」と言ったという声も
● その後の暮らし:
夜中の咳で目が覚めることがなくなり、家族全員が安眠
アレルギー症状も軽減し、薬の量が減った(実際のご家庭談)
【ケース3】床下が清潔になって“点検しやすい家”に
● 施工前の悩み:
「床下がカビでドロドロで、点検業者にも入るのを嫌がられる状態でした。何かあるたびに追加費用がかかって大変で…」
● MIST工法後の変化:
施工後は床下がクリーンで乾燥した状態に保たれている
防カビコーティングで、2年経ってもカビ再発ゼロ
白蟻・漏水などの点検時も「とても良い状態ですね」と言われた
● その後の暮らし:
将来的なリフォームや売却時にもプラス評価に
点検業者と定期メンテナンス契約もスムーズに進み、管理がしやすい家に変化
【ケース4】中古住宅購入後に判明した床下カビ、MISTで不安が一掃
● 施工前の悩み:
「築15年の中古住宅を購入したのですが、引っ越して数週間で1階のリビングにかすかなカビ臭を感じるようになって…。見た目はキレイだったけど、“これは何かあるかも”と不安になって点検をお願いしました。」
● 点検結果と判断:
床下には黒カビが木材一面に広がっており、断熱材にも白いカビの斑点
給湯管周りのわずかな結露と通気不足が原因と判明
木材の強度に問題はなかったため、MIST工法で除去+防カビ処理を選択
● MIST工法後の変化:
施工直後から床下のカビ臭が消え、空気のこもった感じもなくなった
夫婦そろってアレルギー体質だったが、咳や鼻づまりが軽減
床下の写真や菌数データも見せてもらえたので、目で見て安心できた
● その後の暮らし:
「引っ越してすぐのカビ問題で落ち込んでいたのですが、丁寧に対応していただいて本当に気持ちが軽くなりました。今では空気清浄機よりも床下環境のほうが大事だと実感しています。今後の点検もお願いしたいと思っています。」
まとめ
大阪市という地域は、湿気との付き合いが避けられません。海にも川にも面していて、地盤はやや低く、水はけの悪いエリアも点在しています。特に梅雨時期から夏、そして秋の長雨にかけては、床下に湿気がこもりやすくなり、それが原因で「気づけば床下にカビがびっしり…」なんてことは、決して珍しい話ではありません。
実際、大阪での住宅トラブルとして多いのが「床下のカビ臭が室内にまで上がってきている」「気づいたら木材が黒ずんでいて触るとぬるっとしている」といった声です。表面上は何もないように見えても、床下では静かにカビが育ち、家の空気、家族の健康、そして住宅そのものにじわじわと悪影響を与えている…。それが、大阪という高湿度地域ならではの“静かなるリスク”なのです。
カビというのは、単なる見た目の問題ではありません。胞子が空気中に舞い上がれば、アレルギーや喘息などの原因になります。特に小さなお子様や高齢のご家族がいる家庭では、空気中のカビを放置しておくことは非常に危険です。また、カビが木材に繁殖し続ければ、構造体そのものを腐朽させ、白蟻の誘因にもなります。つまりカビは、「住宅の寿命を削る存在」でもあるのです。
そんなカビ問題に対して、最近注目されているのがMIST工法(ミスト工法)です。
これは従来の「カビ取り=表面を削る」「カビ臭=諦める」という常識を覆す、最新の除カビ技術。専用の薬剤を微粒子の霧状にして床下全体に噴霧し、建材の表面だけでなく、内部にまで入り込んだカビの菌糸まで根こそぎ処理するという、まさに“床下の空間除菌”ともいえる工法です。
特に大阪のような湿度が高く、床下の通気が悪い家が多い地域では、カビは目に見える部分だけでなく、木材の中、断熱材の奥、基礎の裏など、至るところに潜伏していることが多々あります。そんな目に見えない敵に対して、ミスト化された薬剤がスモークのように広がり、細部まで入り込み、しっかりと除去してくれる。これは通常のスプレー型薬剤や拭き取り作業では、まず到達できない効果です。
また、MIST工法のもう一つの強みは「防カビ処理」まで一緒にできることです。単にカビを取り除くだけでなく、木材や断熱材の表面に再発を防ぐ抗菌コーティングを施すことで、今後数年はカビの発生リスクを大幅に抑えることができます。大阪のように梅雨や湿気が繰り返される土地では、この“再発させない”という視点が非常に重要になります。
「一度掃除したのに、またすぐにカビが出てきた…」
「業者に除菌してもらったのに、次の夏にはまた同じ臭いがしてきた」
そんな経験がある方ほど、MIST工法の効果を実感される傾向があります。
施工自体も、大掛かりなリフォームとは違い、基本的には床下点検口から機材を入れて作業するので、家を壊す必要もなく、1日〜2日程度で完了するケースがほとんど。居住中でも施工可能で、騒音や薬剤のにおいなども極力抑えられているので、生活への負担も少ないのがうれしいポイントです。
施工後に「家に入った瞬間の空気が変わった」と話される方も多く、
特にカビ臭や結露に悩まされていたご家庭では、「ようやく落ち着いて暮らせるようになった」と感動されるケースも。
もちろん、MIST工法だけが万能というわけではありません。同時に防湿対策(防湿シートや換気)や、水漏れ・結露の原因調査、断熱材の見直しといった複合的なアプローチも必要になります。ただし、MIST工法はその“除去と予防の核”として、非常に強力な手段になることは間違いありません。
大阪での床下カビ対策は、「湿気」との戦いです。そして、その戦いには“根っこからやっつける”発想が必要です。
MIST工法は、その意味で最も現代的で、実効性のある方法の一つです。
これから家を守りたい人、今の住まいに安心して住み続けたい人、
小さなお子様の健康を守りたい人、将来的に住宅を売却・相続したい人——
そうした方にとって、MIST工法による床下カビ対策は、家を長持ちさせる“静かな投資”になるはずです。
もし「うちの床下ももしかしたら…」と少しでも気になっているなら、今がまさに点検と対策のタイミングです。
放置すればするほど、カビは静かに、確実に、家の大切な部分をむしばんでいきます。
私たち**「カビ取リフォーム」**では、大阪市内・近郊エリアを中心に、床下カビの無料点検・調査を行っています。
MIST工法を用いた施工も数多く実績があり、お客様からは「空気が変わった」「もっと早く頼めばよかった」といった嬉しいお声もいただいています。
・ 床下のカビ臭が気になる
・ 家族の健康がちょっと心配
・ 中古住宅のリフォームを検討している
・ 一度カビを取ったけどまた再発してしまった
そんな方はぜひ、お気軽にご相談ください。
住まいの状態を一緒に確認し、「いま本当に必要な対策」をわかりやすくご提案いたします。
あなたの家と暮らしを、カビから守るお手伝いを。
カビ対策のプロ、カビ取リフォーム,カビバスターズ大阪にお任せください。
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カビ取リフォーム
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