カビの繁殖地、壁と天井: 湿気と換気のバランスが鍵

みなさん、こんにちは。
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。

 

天井や壁にカビが生えて困っているというご相談を受けることがあります。

天井や壁にカビが生える主な理由として、湿気と十分な換気ができていない環境にあることがあります。

以下に、カビが天井や壁に生える理由を詳しく説明します。

1. 湿気: 湿気の多い環境では、カビの繁殖が促進されます。湿気が壁や天井の表面に付着し、そこにカビの胞子が着地すると、カビの成長が始まります。湿気は浴室やキッチンなどの水回りの場所で特に問題となりますが、断熱不良や結露も湿気の原因となります。

 

2. 不十分な換気: 十分な換気が行われていない場所では、湿気がこもりやすくなります。湿気のたまりやすい場所では、湿気が壁や天井に浸透し、カビの繁殖を促進します。特に密閉された部屋や換気が不十分な場所では、カビの成長が起こりやすくなります。

 

3. 有機物の存在: 壁や天井に付着した有機物は、カビの栄養源となります。たとえば、細かなほこりや食べ物のカス、皮脂などが壁や天井に付着すると、これらの有機物がカビの成長を促進します。

 

4. 断熱不良や結露: 断熱不良や結露が起こると、壁や天井の表面が冷えることがあります。冷たい表面に湿気が付着すると、結露が発生しやすくなります。結露した水滴が壁や天井に付着すると、これがカビの繁殖を促進します。

 

これらの要因が組み合わさることで、壁や天井にカビが生えることがあります。カビの発生を防ぐためには、湿度管理や十分な換気、定期的な清掃などが重要です。

では、ここでMIST工法を用いたカビ除去について詳しく説明します。

MIST工法は、壁面のカビ取りや除菌を目的とした方法の一つです。以下に、MIST工法を利用した天井や壁のカビ取りの手順を説明します。

準備作業: 作業前に、作業スペースを十分に換気します。壁面に付着したほこりや汚れを掃除して清潔な状態にします。

 

薬剤の準備: MIST工法では特殊な薬剤を使用します。この薬剤は、カビや菌を殺菌・抑制するための成分が含まれていますが、素材への影響が少なく安全性が高いものとなっております。

 

薬剤の塗布：カビが生えているところに薬剤を塗布します。MIST工法では、霧吹き機と呼ばれる装置を使用することがあります。霧吹き機で薬剤を壁面に噴霧することで広範囲に均一の薬剤が広がります。

 

薬剤の浸透時間: 噴霧後、薬剤が壁面に浸透するのを待ちます。

 

洗浄: 薬剤の浸透が終わった後、壁面を水や中性洗剤で洗浄します。この際、カビや汚れが除去され、壁面が清潔な状態になります。

 

乾燥: 洗浄が終わった後、壁面を十分に乾燥させます。湿気を取り除くために、換気をよくし、除湿器を使用するなどの方法を取ります。

 

以上のようにMIST工法では安全を確保しつつ、長期的にカビの再発を防ぐ薬剤を使用することで安心して過ごせる住空間を実現します。

天井や壁、その他カビでお困りなことがありましたらぜひご相談ください。